スポーツニッポンの西日本版では、2024年のドラフト候補特集を行い、その紹介で「ドラフト1位間違いなし」の評価を受ける投手として関西大・金丸夢斗投手と愛工大・中村優斗投手が並んで紹介されている。
1位指名間違いなし
関西大・金丸夢斗投手はすでに阪神がドラフト1位候補にリストアップしているが、スポーツニッポンでは、金丸投手を視察したスカウトが「今年でも1位指名されるぐらいの実力があるんじゃない?」と話していると紹介した。
金丸投手は今秋のリーグ戦で防御率0.35、6勝0敗の成績で、リーグ戦では2年春の4月23日に黒星がついてから3季連続で負けておらず、リーグ18連勝を続けている。6試合中5試合で2桁奪三振、51回を投げて74個の三振を奪いK/9は13.06を記録、KK/Bも1.41と高い制球力を持っており、大学生レベルを超越している。
侍ジャパン大学代表候補強化合宿では、視察した侍ジャパントップチームの井端監督も「ここからまた変化するでしょうし楽しみですよ」と評価された。
金丸投手は「ドラフト1位でプロに行きたいという気持ちはあるけど、今まで通り地に足をつけてジウbんのやるべきことをしてゆきたい」と話す。
愛工大の中村優斗投手は、中学時代に公務員になりたいと、公務員試験合格率100%だった諫早農高校に進学をしたが、145キロの投球が愛工大の平井光親監督の目に止まり、「大学でプロを目指そう」と口説かれた。大学でトレーニングを続けると、急速は150キロに到達し、3年春には最多奪三振を記録して、公務員という夢はすでになくなり、プロ野球選手という目標に変わった。
侍ジャパン大学代表候補強化合宿で157キロを記録し、「プロに行くからには1位で行きたい。そして憧れの山本由伸投手のようにNPBで結果を残してメジャーで活躍できる投手になりたい」と話す。
この他のドラフト候補
この他のドラフト候補として、大商大の渡部聖弥外野手、日本生命の山田健太選手と、大阪桐蔭の154キロ右腕・平嶋桂知投手、生光学園の川勝空人投手、神戸弘陵の村上泰斗投手、神戸国際大付の津嘉山憲志郎投手を紹介している。
大阪桐蔭、立教大で注目された強打の内野手・山田選手は、昨年にドラフト指名漏れを経験しているが、今年は社会人1年目から都市対抗、日本選手権に出場し、「ここに来て良かった」と話す。NPBのスカウトも「社会人になって打撃が良くなっている」と評価しているという。
高校生投手では154キロ右腕の平嶋投手が、エースだった前田投手から背番号1を受け継ぎ、「夏はただ攻めているだけだったけど、背番号1を背負う今は違う」と投球術に磨きがかかった。西谷監督は「打撃もいいので野手でも使いたいのですが」と話している。
153キロ右腕の川勝投手は「ドラフト1位でプロに行きたいとは思うけど、勝てる投手になって甲子園に行きたいです」と話し、152キロ右腕の村上投手は「3年夏までに160キロを出したい。藤川球児さんのように火の玉の直球と言われたい」と話す。
148キロ右腕の津嘉山投手はすでに実戦経験が多く、総合力の高さが評価されているが、「直球には自信があります」と話す。
紙面ではドラフト候補の一覧も掲載しており、2024年ドラフト候補一覧に反映させます。









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