法政大で最速157キロの速球を投げる篠木健太郎投手は、野球人生初となるノースロー調整を行っている。再来年の2月にはプロのキャンプにいるということを前提に調整をしている。
プラスになると思った
野球人生初となるノースロー調整について篠木健太郎投手は、「プロでやるとなったら2月のキャンプに合わせるので、この12月に投げ込みをすると丸々2年間投げ続けることになる。プロ1年目とかその先を長い目で見ると自分にとってマイナスにはならない、むしろプラスになると思った」と、再来年2月のプロ野球のキャンプインを想定しているという。
これまでは「休むことが自分的にはマイナスだと思っていた」と話す篠木投手だが、「すごく走って、ウエートもしてます。できるだけ自分を追い込んでいる」と基礎体力の向上を図っているという。年末年始は群馬県の実家に戻る予定だが、「生活リズムは変えないように」とランニングやトレーニングで体を動かし続け、「弟がいるので軽く始めながら、3月に間に合うようにしていこうと思ってます」と、投球を再開していくという。
高校から大学にかけて、新型コロナの影響も受けた中で最速157キロ右腕に成長した篠木投手、現在は制球についてやや課題があり、その指摘も多く耳にしてしまっていると思う。頭や体の整理ができていない状態かもしれない。すごく良い取り組みだと思う。いろいろアドバイスを受けると混乱するので、まずは自分でこれと決めた方針で進んでゆけば良い方向に行くと思う。
「六大学で優勝するために法政大学に入ってきたが、この3年間は優勝していない。リーグ優勝、日本一をしっかり達成したうえで来年のドラフトの日を迎えて、1位競合で行きたい」と話す篠木投手、強い思いとクールな頭で目標を一つ一つクリアしてゆきたい。
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