横浜の萩宗久選手、広陵の田上夏衣選手、仙台育英の湯田統真投手、山梨学院・林謙吾投手などが明治大に進学する。
1月下旬に入寮
明治大の新入部員として仙台育英の湯田統真投手と山梨学院の林謙吾投手は1月28日に入寮をした。
湯田投手は最速153キロの速球を投げ、昨夏の甲子園で優勝、今夏は準優勝をした。センバツで優勝した山梨学院・林投手は湯田投手について、「投手としては球速もそうですし、変化球もそうですが、尊敬というか凄いなと思います。私生活を過ごしてみても、野球に取り組む姿勢は似ているというかいいなと思います。もちろん、負けたくないというライバル心もありますが、そういう選手と一緒に高いレベルで野球ができるという方が強いです」と話した。
一方、湯田投手は林投手に「自分にはないコントロールを持っている投手。自分と違うタイプが来てくれたので、新しい成長につなげられるかなと思いました。自分は練習が好きなタイプで、林は自分よりも練習が好きなタイプなんで、すごいなと思います」と話した。
林投手は「自分の目標は勝てる投手。最多勝を取れる投手になりたい」と目標について語ると、湯田投手も「最優秀防御率を取りたい。防御率は自分が担っている割合が一番大きいと思うので」と話した。
また、野手も強力な選手が入部する。横浜の萩宗久選手と広陵の田上夏衣選手も1月28日に入寮をしているが、萩選手は「長打力、飛距離が人よりも長けている部分だと思うので、ホームランバッターとして一本で流れを変えられるところが持ち味だと思います。春、秋ともに日本一を取れるように。その中で活躍して、チームの主軸になれるようにという目標があります。3冠王を取りたいです」と話した。
萩選手は高校通算17本塁打のスラッガーで、昨年は日体大との練習試合で素晴らしい当たりを見せており、大学レベルでも間違いなく活躍できる選手だと思う。4年後のプロ入りを見据えて「そこから逆算をして」成長の計画を立てている。
田上選手は50m6秒の俊足など走攻守がそろった外野手として注目されたが、明治大には広陵出身の宗山選手がおり、「自分にとっては憧れで、目指すべきところです。野球へ真摯に向き合う努力や、野球に対しての姿勢が凄い。入る前から、宗山さんと一緒にできるのはいいなあと言われていました」と話す。
「自分のアピールポイントは足。守備範囲の広さと、臨機応変のバッティングが持ち味だと思います」と話す田上選手、宗山選手とともに上位打線でチャンスを作り、萩選手など主軸が長打でランナーを返すようになれば、その破壊力は計り知れないものになる。







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