今日から欧州代表と強化試合を行う侍ジャパン、前日のこの日に公式練習が舞洲のオリックスの施設で行われ、大学生のドラフト超目玉遊撃手・宗山塁選手が、源田選手、中野選手のWBC遊撃手コンビと交流した。
ついに対面
ついにこの時が来た。公式練習で守備練習を行った宗山塁選手は、遊撃手の位置で源田選手や中野選手などWBCでショートを守った選手たちと交流した。
3人でノックを終えると守備のトークが約20分間続いた。お互いのグラブをはめたりしながら、宗山選手は源田選手のグラブを確認し、同じZETT製だが小指のゾーンに指を2本入れる仕様となっているをチェックしていた。宗山選手は「映像で見ていた時もグラブさばき、柔らかさは分かっていたんですが、実際ノックを見ていて、捕れる面が広い。しっかりボールにグラブが向いていると感じました。後ろで見ていて、なかなかエラーしそうにない、どんな打球でも捕れるんだろうなと感じました」と話した。
また、二人に「プロで最初は、どんな感じでやったらいいですか」「毎日試合が続いていく中、どんな気持ちで臨んでいますか」と聞くと、源田選手、中野選手とも丁寧に答えてくれたという。源田選手は宗山選手について、「よく足が動く守備。すごく明るくて、野球についてもしっかり頭を使って普段からやっているのが会話から分かりました。一緒にノックも受けて、すごいうまいなと思いました」と話した。
井端監督も「源田選手にヒントをもらって帰ってもらえばいい」と話し、プロ入り前に交流することで宗山選手が何かを得ることを期待し、今回の代表戦に招集した。宗山選手も「実際一緒に動いたり、コミュニケーション取っていろんなことを話しながら、実際プレーも見て、肌で感じたのはまず、一日良かったなと思います」と充実した1日目を過ごした。
2月29日のオープン戦で右肩の裏に死球を受け、スイング時に痛みが出たため、3月4日のセガサミー戦は欠場した。この日はフリー打撃を行ったが、「6割、7割からもっと上げていける」と話したが、井端監督は本人の意思を尊重する意向で「万全ではないが、ある程度いけるところまで来ている」と話し、出場する可能性について話した。
源田選手は宗山選手に「契約金1億円と年俸1600万円は決まってるもんね」と話し、ドラフト1位指名は確実といじった。源田選手から宗山選手へ、伝わったものは大きい。




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