侍ジャパントップチームの公式練習が行われ、大学生で招集された金丸夢斗投手と西川史礁選手もプロ野球トップクラスの選手の練習を間近で経験した。
7日先発金丸投手
ブルペンで投球を行った金丸夢斗投手は、横浜DeNAの山本祐大捕手に力の入った球を投げ込むと、山本捕手も「おおー、ナイスボール」と感嘆の声が出た。ストレートとカーブなど33球を投げ、構えたミットに突き刺した。
隣のレーンでは山下舜平大投手が投げており、金丸投手の投球にも注目していた。「球種であったり、投げる感覚も」と少し会話もしたという。テレビで見ていた選手が周りにいることに「いや、もうほんとに、なんて言うんですかね。不思議な感覚というか。目指していたところではあったので、とても緊張しました」と話した。それでも「自分の投げ方でしっかりとできました」と手応えも感じていた。
金丸投手は7日の先発が予定されており、「これから日本代表を背負っていけるような選手になりたい。しっかり雰囲気を味わうことで今後に生かしたい」と話し、代表での一歩目を切った。
外野手でスラッガーの西川史礁選手は、東京ヤクルトの村上宗隆選手の打撃を間近でみると、「今まで見たことのないようなスイングだったり、打球の速さであったり、そういうところをすごく学ぶことができました」と話した。またヤクルトの塩見選手には「とにかく左肩を開かずというのは、すごく教えていただきました」と話した。
愛工大の中村優斗投手も投球練習を行い、宗山塁選手も含めた4人が侍ジャパンのメンバーとして立った。今日から欧州代表との2戦が始まる。今年のドラフト1位候補の4選手のプレーを、今日と明日だけは存分に楽しみたい。




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