東海大菅生でドラフト上位候補として注目された鈴木泰成投手が、青山学院大で東都リーグ初勝利を挙げた。
150キロ右腕
青山学院大期待の投手が力を見せ始めた。この日の国学院大2回戦で5回途中から登板した鈴木泰成投手が、9回までの4回1/3を1安打6奪三振無失点と圧倒的なピッチングで抑え、リーグ戦初勝利を手にした。
この日は先発した3年生の渡辺投手が、5回2アウト1,3塁のピンチとなり、鈴木泰成投手がリリーフで登板、見逃し三振を奪ってこのピンチを抑えた。
その後は抜群の投球を見せ、9回まで無失点に抑え、1-0で勝利しリーグ戦初勝利を挙げた。「初勝利もうれしいが、大事な場面で任せてもらえて、結果で応えられたのが一番うれしい。自分が抑えて、攻撃に流れを持っていきたいと思った。攻める投球ができたと思う」と話した。
鈴木投手は東海大菅生時代に1年時から高身長の本格派右腕として注目された。その後、故障などで不調な時期もあったがそのスケールやエースの雰囲気を持つ投球が注目され、プロ志望をすれば実績は少なくてもドラフト上位指名でもおかしくないと評価していた。
2年生となった。青山学院大は昨年Wエースとして活躍し、ともにドラフト1位指名でプロへと飛び立った下村投手、常廣投手が抜けたが、安藤監督は鈴木投手について「いい投手なので、いい投手で終わらず、勝つ投手になってほしい。4年生になった時には東都で認められ、大学球界で認められるような投手になってほしい」と期待を込めた。
2026年のドラフト会議では1位候補として注目される事になると思う。まずは故障なく、そしてリーグ戦で先発で勝ってゆきたい。


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