関西大のドラフト1位候補左腕・金丸夢斗投手がこの日、試合後の取材に応じて腰の故障についての状況について話した。
「無理をしてはいけない」
春の関西学生リーグで6試合に登板し、39回を投げて52奪三振、防御率0.00を記録している金丸夢斗投手だが、腰痛のために先週から離脱をしていたが、この日の試合後に、「病院で骨挫傷と診断を受けた。もう時間も経っているので、家で安静にしながら回復もだいぶ早くなってきました。順調だと思います」と話した。
この春のリーグ戦の登板は回避し、投球再開は「6月にはいってから、少しずつ練習にも入っていこうかなと思っています」とし、6月に行われる侍ジャパン大学代表候補合宿については「いく予定ではいますけど、無理をしてはいけないと思っているので、自分の体と相談していきたいです」と話した。
この日は侍ジャパンの井端監督が訪れたが、「腰の状態とか、この先もむりしないように、という話しをしました」と会話をしたという。
今春については「防御率だったり大学で一番よかった。この感覚を忘れずに秋につなげていきたいです」と納得の結果を出せたシーズンだったと振り返った。そして、秋に向けては「大事な大学ラストシーズンなので、一番いい結果を残したいと思っています。夏しっかりと練習して秋に向けて調整していきたい」と話した。
金丸投手はドラフト的にはもうアピールをする必要はなく、秋のドラフト会議では1位で数球団が競合するのは確実と見られる。そしてスカウトが恐れているとしたら故障だけだろう。侍ジャパン大学代表についても今年は無理をせずに、秋までに体のコンディションを整えて欲しいという気持ちもある。



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