作新学院の小川哲平投手が147キロで9回1安打完封、4球団8人視察し楽天・巨人など評価

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夏の高校野球栃木大会では、高校1年時から140キロ中盤の速球を投げ注目されてきた作新学院の小川哲平投手が最後の夏に登場した。この試合には4球団8人のスカウトが視察をしている。

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「高校生の中で良い投手」

背番号1を着けて登場した作新学院の小川哲平投手は、184cm95kgの体から140キロ台のストレートで、変化球は6回までわずか2球と中心に押し、最速は147キロを記録した。「自信があったので」と話した。

7回からは90キロ台のカーブなどを織り交ぜて抑えると、9回には再びストレートの出力を挙げて146キロを記録、最後の打者を空振り三振に抑えた。9回でわずか83球、1安打6奪三振で完封した。「最終回まで球速が落ちず、上がっていくような感じで投げられた」と話した。ストライク率は81%のハイレベルなマダックスだった。

この日は4球団8人のスカウトが視察をしたが、

東北楽天・後関スカウト部長:「ストライクで打たせることに徹している。高校生の中で良い投手ですね」

巨人・大場スカウト:「もともと制球が良い投手。スピードも上がっているので、順調に良くなっている」

と評価した。

27アウト中10個がセカンドゴロでゴロアウトは14という内容に、空振りが取れなかったことについて「バットに当てられていた事が反省」と本調子ではなかったという。それでも「初回から強い、迫力のある球が投げられた」と手応えを感じる球だった。

小川投手は1年時から注目され続けており、今年春のセンバツでも非常に注目されたものの、思うような投球ができずに初戦で敗退した。大会後に体が横振りなっていたのを「上からボールをつぶすイメージ」と上から振るイメージに変え、体幹トレーニング、体の使い方などフォームの確認を徹底して行った。

ドラフト会議では高校生では5本に指に入ってくる。予想は2位指名だが、3位までには指名されると思う。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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