山村学園のプロ注目左腕・西川歩投手が聖望学園を9回12奪三振で3失点に抑えて完投勝利した。横浜DeNAのスカウトが評価している。
12奪三振
西川歩投手はこの日、初回に1点を許すと3回にもエラーが絡んで合計3点を失った。しかし、「点を取られた時にけっこう投げちゃった。これじゃ後半もたない」と、4回からストレートを中心にして球速よりも制球を意識しする形で「7、8割で投げて球速が落ちても伸びる球を投げよう」と制球を重視した。
するとストレートのキレが良くなり、6者連続を含む12個の三振を奪う。味方も同点に追いつくと終盤に勝ち越して勝利した。この日は自己最速となる147キロを記録した。
視察した横浜DeNAの河野スカウトは「右バッターのアウトコースにしっかり投げられるのが魅力。力のある直球があり、技術もある。メリハリをつけて投げられる。先発として大事」と評価した。
次は東農大三戦、「次まず勝つこと。あと3つとかあんまり考えたくなくて。目の前の1勝を絶対勝ち取るということを心においてやっています」と話し、1戦1戦勝ち上がっていく。

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【高校野球】山村学園が準々決勝進出 プロ注目左腕・西川歩が3失点完投 自慢の直球が野球を続けさせた - スポーツ報知
山村学園が聖望学園と5回戦で対戦し、6―3で勝利した。エース左腕・西川歩(3年)が9回3失点で完投し、準々決勝進出を決めた。

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