春のセンバツ高校野球でチームを優勝に導いた横浜高校のキャプテン、阿部葉太選手が、プロからの注目を集める中、東京六大学野球連盟に所属する大学へ進学することを決断したと報じられている。高校球界屈指の外野手として評価される阿部選手の決断は、大きな話題となりそうだ.
センバツで打率.455、10打点、ホームラン1本!高校屈指の外野手としてプロも注目
阿部葉太選手は、春のセンバツ大会で主に3番打者として出場。5試合で22打数10安打、打率.455、10打点という驚異的な成績を残し、チームの優勝に大きく貢献しました。さらに、柵越えのホームランも放つなど、その打撃力を遺憾なく発揮し、強烈な印象を与えた。
もともと評価の高い選手ではあるが、この活躍によってプロ野球のスカウトからも熱い視線が注がれた。パンチ力に加え、決勝戦で見せた逆方向への巧みな打撃技術、そして長打力は、すでに大学レベルを超えているとの評価もある。
守備面でも、センターとして50mを6.0秒で走る俊足を活かした広い守備範囲と、決勝戦で見せたファインプレーは、中堅手としての将来性を強く感じさせるもので、複数の球団がスカウトが評価をしている。しかし、阿部選手は高校からのプロ入りではなく、大学進学の道を選んだ。
夏の甲子園連覇へ!進路決定でプレーに集中
阿部選手は、「本当に自分たちを大きく成長させてくれた場所。そして、また夏に戻ってくるという思い」と語り、主将として夏の甲子園に出場し、春夏連覇を目指す強い決意を改めて示した。
注目される高校生の進路については、春から夏にかけて周囲を騒がせることがありますが、阿部選手はこの時期に進路を固めたことで、夏の甲子園に向けて、自身のプレーを磨くことに集中することができる。
センバツ優勝校である横浜高校ですが、神奈川県は全国屈指の激戦区であり、夏の甲子園への切符を掴むのは決して容易ではない。また、夏の甲子園では、全国の強豪校が打倒横浜を目指して全力で挑んでくることが予想され、特に春と秋の大会で敗れている健大高崎などは、さらなるチーム強化を図り、リベンジに燃えていることは間違いない。
夏の甲子園での連覇を達成するためには、春の関東大会で新たにチームに加わる1年生を含めたチーム全体の底上げが不可欠で、阿部主将は、チーム全体のレベルアップに目を向け、牽引していくことになる。
個人的には今年のドラフト候補として夏の大会が終わるまで注目していたいが、いずれにしてもその才能は、将来的に日本の野球界を代表する選手になる可能性が高い。これからも注目をし続けて行きたい選手だ。

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