札幌六大学リーグが今日開幕、159キロ右腕・工藤泰己投手に高谷舟投手・木村駿太投手・常谷拓輝選手もプロ注目

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札幌六大学の春季リーグ戦が開幕し、北海学園大は、159キロ右腕・工藤泰己投手、153キロ右腕の高谷舟投手、145キロ右腕の木村駿太選手、そして180cm85kgで遊撃手と投手の二刀流・常谷拓輝選手などがプロから注目されている。

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159キロ右腕・工藤投手筆頭に

工藤泰己投手は昨年から速球派右腕として注目されており、プロ9球団にメジャー4球団が関心を寄せているという。しかし、「この3年間はチームを勝たせることができていない」と話し、この冬は球速だけでなく、「速い球がくるだろうというフォームで投げてしまうと、予想とボールが一致してあってしまうことがあるかも」と力感のないフォームから球速を出すフォームに修正をした。

それにより球速は3月の巨人3軍との試合で自己最速を2キロ更新する158キロを記録すると、4月の北海道ガス戦では159キロを記録した。島崎監督も「ボールが良くなっているが、精神的に大人になった。臨機応変にやってくれる」と成長について話す。

上のステージで活躍できることをアピールためには、やはり全国の舞台でどんな投球を見せるかがポイントとなりそうで、大学野球選手権への出場、そして侍ジャパン大学代表候補合宿への参加を勝ち取りたい。

プロ注目目白押し、153キロ右腕に大型遊撃手など

また北海学園大には153キロ右腕の高谷舟投手、145キロ右腕の木村駿太選手、そして180cm85kgで遊撃手と投手の二刀流・常谷拓輝選手など、プロ注目選手が目白押しだ。

高谷投手は投手として投げている機会がまだ少ないが、153キロを記録する素質が評価されている。工藤投手よりも身長があり、将来性が注目される。この春は調整がやや遅れていたものの、開幕に向けて照準を合わせており、「今年155キロは投げたい」と話す。

また札幌国際情報高校出身の木村投手も145キロの速球を投げ、巨人3軍との試合では3回を無失点に押される好投を見せた。「要所でコースに決められたし、スライダーで空振りも取れた」と自信を深めた。今試合で自己最速を145キロとしており、まだまだ成長している。

そして常谷選手は180cm85kgの遊撃手として打撃の中心選手となっており、プロも攻守に注目をしている。「上でやるにはスピードが必要。こだわってやってきた」と、プロ入りを目指して守備に磨きをかけた。高校時代からサイドハンドから144キロの速球投げており、大学でも二刀流としてプレーしているが、この春は投手陣は豊富なチームで、打撃で勝利に貢献していく。

高谷投手も「切磋琢磨する存在が2人もいる」と話す。木村投手は「チームとして10戦全勝を達成して、野球人生初の全国出場」と話し、プロ注目選手がチーム内で競い合いながら全国の舞台を目指す。まずはリーグ戦での戦いが注目される。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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