DeNAが外れ1位で青学大・小田康一郎選手を指名、相川新監督「主軸を打つ選手に」

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ドラフト会議で、横浜DeNAは米スタンフォード大学の佐々木麟太郎内野手の抽選を外すも、外れ1位で青山学院大学の小田康一郎内野手(22)の交渉権を単独で獲得した。相川亮二新監督は「主軸を打ってチームを引っ張る選手にしたい」と大きな期待を寄せ、指名された小田選手は「新人王、三冠王」という壮大な目標を掲げた。

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相川監督、初仕事は「ものすごく悔しい」

新監督として初の大仕事に臨んだ相川監督は、1巡目で米スタンフォード大学の佐々木麟太郎選手をソフトバンクと競合。現役時代に名だたる投手の球を受けてきた左手でくじを引いたが、当たりくじを引いたのはソフトバンクだった。「いきなり悔しい。ものすごく悔しい思いをさせられました」と、大役を終えた指揮官は唇を噛んだ。

佐々木選手については、入団を拒否されるリスクを承知の上で「それでも、いくべき選手だろうと。一本釣りができればと思ったけど、そんなに甘くなかった」と、そのポテンシャルに惚れ込んでいたことを明かした。

外れ1位で即戦力スラッガーを獲得「うれしい」

それでも、チームは補強ポイントに合致する逸材の確保に成功した。佐々木選手を外し、2度目の入札で単独指名したのは、同じく左の強打者の一塁手で、東都大学リーグで5連覇に貢献した青山学院大学の小田康一郎選手だった。相川監督も「小田選手が来るのはうれしい」と、正三塁手の宮崎選手の後継者候補となる左の即戦力スラッガーの指名を喜んだ。

指揮官は、チームの中長期的なビジョンに小田選手が不可欠な存在だと強調。「パワーもコンタクト能力もある。人間的にもすばらしい。主軸を打ってチームを引っ張る選手にしたい」と話し、テレビカメラ越しに「一緒に強いベイスターズをつくっていくために、ぜひ力を貸してください」と、未来の主軸候補へ熱いメッセージを送った。

指名を受けた小田選手は「素直にうれしかった。ホッとした」と安堵の表情。自らの目標について「まずは新人王。その後は首位打者、三冠王、打者のタイトルを総なめできる打者になりたい」と堂々宣言。憧れの選手には大学の先輩・吉田正尚選手(レッドソックス)を挙げ、入団後は筒香嘉智選手への弟子入りも志願した。

スラッガーの中でますます成長が期待される

小田選手は身長は173cmと高くないが、DeNAは、172cmの宮崎敏郎選手や178cmの牧秀悟選手、佐野恵太選手など、パワフルで強烈なホームランを放つのではなく、やや狭い球場を生かしたホームランを放つことができる選手が多い。

また、ホームラン数だけでなく、打率も高い選手であることが特徴で、小田選手もまさに、そこに合致してくる。明るくて、それでいてそれぞれが特徴を持った選手たちがいる中で、小田選手がどのような選手になっていくのか、非常に楽しみだ。

小田 康一郎 プロフィール

  • 氏名:小田 康一郎(おだ こういちろう)
  • 所属:青山学院大学 4年
  • 出身:中京高校
  • ポジション:内野手
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:173cm・85kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位(DeNA)。東都大学リーグでベストナイン3度受賞、リーグ5連覇に貢献した左のスラッガー。日米大学野球日本代表。
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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