広島がドラフト4位指名の北海学園大・工藤泰己投手に指名あいさつ、目標は「平均160キロ」 1軍キャンプスタートも

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広島からドラフト4位指名を受けた北海学園大学の最速159キロ右腕・工藤泰己投手(22)が28日、札幌市内の同校で指名あいさつを受けた。新井貴浩監督も即戦力として期待を寄せる剛腕は、「1年目からフル稼働」と「平均球速160キロ」という壮大な目標を宣言。球団側も来春の1軍キャンプスタートを示唆し、大きな期待を寄せた。

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目標は「平均160キロ」、唯一無二の投手へ

白武佳久スカウト統括部長らから指名あいさつを受けた工藤泰己投手は、「指名をいただいた時からカープで頑張るという思いを持って、過ごしてきた」と、力強く決意を語った。ドラフト解禁年となる大学4年間での成長には自信を見せ、「体重は(入学時から)10キロ以上増えた。筋肉量が増えるにつれて、球速も比例して上がっていっている」と、最速159キロまで到達した背景を分析した。

その上で、プロでの目標を問われると「タイトルとかはそこまで関心はない。それよりも自分が目標とする平均球速160キロ以上で、変化球も一級品でどんな球でも抑えられるような投手になりたい」と宣言。「唯一無二の選手を目指して頑張っていきたい」と、自らのスタイルを突き詰める覚悟を示した。

スカウト陣も高評価「1軍キャンプバッチリです」

球団側の期待も非常に大きい。担当スカウトは、その将来性を高く評価した。

広島・近藤芳久スカウト:「直球の力強さがあり、故障歴もない。最初は先発とかはないと思うが、中継ぎで投げて、実績をつくって先発の候補に入ってもらいたい」

また、白武統括部長は、卒業に必要な単位をすでに取得済みであることを確認し、「バッチリです。2月のキャンプの期間中に1日抜けると2日遅れる。大事な2月のキャンプ、3月のOP戦、そこにはぜひおってほしい」とコメント。自主トレの状況次第ではあるものの、来春の1軍キャンプスタートを強く示唆した。工藤投手も「来年1年間、1軍で投げ続けることを目標に練習を続けていく」と、即戦力としての期待に応える構えだ。

工藤 泰己 プロフィール

  • 氏名:工藤 泰己(くどう たいき)
  • 所属:北海学園大学 4年
  • 出身:北海高校
  • ポジション:投手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:175cm・87kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト4位(広島)。最速159キロを誇る剛腕。大学日本代表候補。大学4年間で球速が大幅にアップした。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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