西武が育成ドラフト4位・川和高の濱岡蒼太投手に指名あいさつ、 入団テスト受け合格した147キロ左腕は「世界一の投手に」

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埼玉西武から育成ドラフト4位で指名された神奈川県屈指の公立進学校、川和高校の濱岡蒼太投手(18)が30日、同校で指名あいさつを受けた。最速147キロまで成長した頭脳派左腕は、「世界一の投手になること」という壮大な目標を掲げ、育成からの下克上を誓った。

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独学と受験勉強で掴んだ夢

神奈川屈指の公立進学校で、濱岡蒼太投手は文武両道を貫いてきた。最速147キロの直球とキレのあるカットボールを磨き上げ、9月に行われた球団の入団テストに合格し、夢への切符を掴み取った。

ドラフトで指名されなかった場合に備え、大学受験の勉強も同時並行で進めていたという努力家だ。「やっと始まるんだなという気持ち。これから頑張っていかないと」と、表情を引き締めた。

目標は「世界一の投手」 語学も武器に

濱岡投手は将来の目標を問われると、「世界一の投手になること」と堂々宣言。「近道はないと思う。地道にやることをやって達成したい」と、まずは支配下登録を目指す。現在も「アメリカや世界の最先端の情報を得るには、英語を読めたり聞けないといけない」と、野球の技術だけでなく英語の勉強も継続中だ。

川和高校は神奈川県で野球も強く、加藤幹典投手が慶応大から2007年の大学・社会人ドラフトでヤクルトに指名されている。濱岡投手も昨年秋に東海大相模戦で好投し、140キロ中盤の速球を投げる投手として同校で久々のドラフト候補選手と注目された。

学力の優秀で進路が注目されたが、中学時代から強いプロ志望の気持ちを持っており、夏の大会で敗戦後には、北海道で行われている、夏の甲子園に出場できなかった選手が集まってプレーする「リーガ・サマーキャンプ」に出場、夏の神奈川大会からさらに力強くなったストレートを投げていた。

埼玉西武には入団テストも受けていたといい、プロ入りを自らの手で掴み取った。頭脳明晰さはもちろんのこと、この思う気持ちの強さと実行力も、今後、プロ野球で成功するための要素となるのではないかと思う。

濱岡 蒼太 プロフィール

  • 氏名:濱岡 蒼太(はまおか そうた)
  • 所属:川和高校 3年
  • ポジション:投手
  • 投打:左投
  • 主な特徴や実績:2025年育成ドラフト4位(西武)。最速147キロの直球とキレのあるカットボールが武器の左腕。神奈川屈指の公立進学校で、投手コーチ不在の中、独学で実力を磨いた。
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【西武】育成ドラ4の川和・浜岡蒼太の目標は「世界一の投手」 神奈川屈指の公立進学校からプロの舞台へ - スポーツ報知
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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