23日のドラフト会議で西武から1位指名を受けた明治大学の小島大河捕手(22)が31日、東京都府中市の同大学野球部寮で、球団から正式な指名あいさつを受けた。ドラフト当日に西口文也監督から「1軍キャンプに連れて行く」と異例の“1軍確約”を明言されていた逸材は、憧れの巨人・阿部監督やオリックス・森友哉選手がつけた背番号「10」を熱望し、プロでの活躍を誓った。
球団本部長も絶賛「打撃の評価がトップクラス」
ドラフト当日に西口監督自らが駆けつけるという歓迎を受けた小島大河選手。改めて31日に指名あいさつを受け、「実感が湧いてきた。1軍で活躍してライオンズを勝たせられるような選手になりたい」と決意を新たにした。
今秋の東京六大学リーグでは打率.432をマークするなど、リーグ通算7本塁打、52打点を誇る“打てる捕手”。その打撃センスに球団は惚れ込んでおり、広池浩司球団本部長も「1球目からしっかりタイミングが取れて、いい打球を出せる。安定した打撃が凄く魅力的。打撃の評価がトップクラス」と絶賛した。
憧れは「10」、森友哉・阿部監督の系譜へ
席上で背番号の提示はなかったものの、小島選手は強い思い入れのある番号として「10」を挙げた。少年野球時代に主将としてつけていた「野球を始めた一つのポイント」の番号であると同時に、西武では森友哉選手(現オリックス)が、巨人では阿部慎之助監督が現役時代に背負った、「左打ちの打てる捕手」を象徴する番号でもある。「自分と同じようなタイプの選手なので、自分もそのような選手になれるように頑張っていきたい」と、偉大な先輩たちの系譜を継ぐ覚悟を示した。
目標は「新人王」、先輩・山村との再会も心待ちに
西口監督から来春の1軍キャンプスタートが明言されている即戦力捕手。「経験値では勝てないが、若さと自分の武器であるバッティングを生かして勝負できれば」と、1年目からの定位置奪取に意欲を見せ、「しっかり試合に出て、新人王を目標に頑張っていきたい」と力強く宣言した。
また、東海大相模高校の1学年先輩である山村崇嘉内野手との再会も心待ちにしており、「非常に可愛がってもらいました。これからも頼っていきたい」と笑顔を見せた。
小島 大河 プロフィール
- 氏名:小島 大河(こじま たいが)
- 所属:明治大学 4年
- 出身:東海大学付属相模高校
- ポジション:捕手
- 投打:右投左打
- 身長・体重:179cm・83kg
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位(西武)。「打てる捕手」として世代トップクラスの評価。東京六大学リーグで5季ぶりの優勝、29年ぶりの全勝優勝に貢献。2年連続で大学日本代表に選出。


httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/01/kiji/20251101s00001173020000c.html
httpss://hochi.news/articles/20251031-OHT1T51333.html
httpss://www.sanspo.com/article/20251031-TDU4ZYON6FKUHNIVOAM4Z73LWU/






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