浜松開誠館の148キロ右腕・塚田暖琉投手が東北福祉大、常葉大菊川の児玉一琉選手が白鴎大に合格

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静岡県の高校野球で活躍を見せた、浜松開誠館の塚田暖琉投手が、東北の強豪・東北福祉大に頭角したことがわかった。また、常葉大菊川でセンバツにも出場した児玉一琉選手が白鴎大に合格した。

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プロ志望から進学へ

塚田暖琉投手は、最速148キロの速球が注目され、今年の夏までは「プロ志望届を提出します」と明言をしていた。しかし、今年2月に左肘に痛みが出て、春季大会は登板せずに休養し、夏の大会に登板をしたものの、加藤学園との2回戦で4回1/3を投げて5失点とKOされていた。

この敗戦により、進路を大学進学へと切り替え、今年の大学野球選手権で全国制覇をしている東北福祉大について、在籍をしている1年先輩の伊波選手に「練習は決して厳しくないけど、自分でやらないと後れを取る」と話を聞き、「そういうところで4年間頑張って競争に勝ち残る」と、同大学の総合福祉学部に、総合型選抜入試で受験し、この日、合格をした。

塚田選手は「高校ではケガなどやり残したことがいろいろありました。大学で経験を積み、4年後には必ずドラフト1位でプロへ行けるように頑張りたいです」と4年後のドラフト1位指名を目指す。

高校通算16発のスピード選手

また、常葉大菊川の児玉一琉外野手が、白鴎大に合格したことがわかった。児玉選手は高校通算16本塁打を放つなど長打力を持つが、50m6.0秒のスピードのある選手で、白鴎大から熱心なアプローチがあったという。

この日、合格を確認し、「自分を必要としてくれた大学に合格できてうれしいです」と話し、自らの特徴を「突出しているのは足の速さ」とし、「長打も打てて、単打も打てる。打率を残していきたい」と話した。

静岡のライバル

静岡県は今年、日大三の小川秋月投手、静清の内藤優央投手、加藤学園の山田晃太郎投手、磐田南の山田堅正投手といった140キロ中盤から後半の速球をなげる投手が注目され、塚田投手もその1人だった。そしてそれらの投手と対戦する野手もレベルが高く、掛川西の石川大峨選手が、中日の育成ドラフト2位で指名された。

児玉選手は同じ野手として「より一層プロでやりたくなりました」と話す。仙台、そして関甲新から全国の舞台に出場し、4年後にドラフト候補としてリスト入りし、名前が呼ばれる選手になりたい。

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浜松開誠館高・塚田 東北福祉大、常葉大菊川・児玉 白鴎大 合格 ー スポニチ静岡版

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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