三菱自動車岡崎は8強敗退、来秋ドラフト候補・岳原陵河選手「来年につなげる」 怪我を乗り越え

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社会人野球日本選手権は10日、準々決勝が行われ、今夏の都市対抗準優勝の三菱自動車岡崎(愛知)がNTT東日本(東京)に5-7で敗れ、6年ぶりの4強入りを逃した。来秋のドラフト解禁年を迎える岳原陵河(おかはら・りょうが)外野手(20)は、5回に代打で今大会初出場。右足首の怪我から復帰し、来季の飛躍を誓った。

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高卒2年目のスラッガー、怪我からの再起

名門・山梨学院高校で3年春に選抜優勝を経験し、高卒1年目の昨季から4番を任された逸材も、この1年は苦難の道だった。今年5月に右足首の靱帯を断裂。約4カ月間の長期離脱を余儀なくされ、今夏の都市対抗野球大会もスタンドで見守ることしかできなかった。

この日の準々決勝、5回1死無走者の場面で代打として今大会初出場。2球目のフォークに二ゴロに倒れたが、「打席に立たせてもらい、来年につなげることは学べた」と、大舞台の空気を吸ったことを前向きに捉えた。

「やっていることは間違っていない」 来年のドラフトへ

「故障した期間をチャンスと捉え、体作りや打撃フォームを見直してきた」という岳原選手。「結果には結びつかなかったけれど、やっていることは間違っていないと前向きに捉えています」と、地道な努力に自信をのぞかせる。

チームは9回に3ランなどで2点差まで迫る猛追を見せたが、序盤の7失点が響き敗退。梶山義彦監督も「守りのチームなのでミスが出ると、このような展開になる」と悔やんだ。高卒3年目となり、来秋はいよいよドラフト解禁年。「一番はチームのためにやれるよう、しっかりと自分を見つめ直したい」。まずはチームの勝利に貢献し、その先にプロの世界を見据える。

岳原 陵河 プロフィール

  • 氏名:岳原 陵河(おかはら りょうが)
  • 所属:三菱自動車岡崎
  • 出身:山梨学院高校
  • ポジション:外野手
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:187cm・89kg
  • 主な特徴や実績:2026年ドラフト候補。社会人2年目。山梨学院高3年春に選抜優勝。高卒1年目から4番を任された左の強打者。今年5月に右足首靱帯断裂の怪我を乗り越えた。
2026年度-社会人のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/10/kiji/20251110s00001003263000c.html

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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