大学、高校の秋の日本一を決める第56回明治神宮大会が14日に開幕する。13日には開会式が行われ、東京六大学野球リーグを29年ぶりの全勝優勝で制した明治大学が参加。今秋ドラフトで埼玉西武から1位指名された小島大河捕手と北海道日本ハムから1位指名された大川慈英投手、千葉ロッテから2位指名されたエース左腕・毛利海大投手のドラフト指名バッテリーが、3年ぶり8度目となる大学日本一での有終の美を誓った。
投打の主役が大学野球の集大成へ
ドラフト会議という大きなイベントを終え、投打の主役が大学生活最後の全国大会に挑む。今秋のリーグ戦では、エースの毛利海大投手が4勝、防御率1.13と圧巻の投球を見せ、抑えの大川慈英投手も9試合に登板して12回を4安打10奪三振1失点と抜群のリリーフを見せる。そして4番の小島大河選手も打率.432、1本塁打、9打点と打線を牽引し、チームを5季ぶりのリーグ優勝、そして同校史上2度目となる10戦全勝優勝に導いた。毛利投手と小島選手がベストナインに輝いている。
出場する明治神宮大会の開会式に参加した二人は、大学最後の大会へ向けて決意を新たにした。
千葉ロッテ2位・毛利海大投手:「いい緊張感の中、開会式を迎えることができた。リーグ戦が終わって疲労も回復できた。一戦必勝で優勝を目指して頑張りたい」
埼玉西武1位・小島大河捕手:「個人としては、4年間の集大成を見せるパフォーマンスが出せれば。後輩にも、何か残せたらなと思っています。素晴らしい選手と対戦できるのは楽しみ」
3年ぶりの覇権奪還へ
歴代最多7度の優勝を誇る名門・明治大学も、頂点からは3年間遠ざかっている。東京六大学リーグを圧倒的な力で制した黄金バッテリーが、その実力を全国の舞台でも見せつけ、チームを3年ぶりの日本一へと導く。明治大学は16日の初戦で、立命館大学と東農大北海道オホーツクの勝者と対戦する。
パ・リーグの各球団へと羽ばたいていく3人、4年間、自らの野球を磨き続け、魅せ続けてきた神宮球場で最後の輝きを見せる。
小島 大河 プロフィール
- 氏名:小島 大河(こじま たいが)
- 所属:明治大学 4年
- 出身:東海大学付属相模高校
- ポジション:捕手
- 投打:右投左打
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位(西武)。「打てる捕手」として世代トップクラスの評価。今秋リーグ戦で打率.432、1本塁打、9打点でベストナイン。
大川 慈英 プロフィール
- 氏名:大川 慈英(おおかわ じぇい)
- 所属:明治大学 4年
- 出身:常総学院高校
- ポジション:投手
- 投打:右投左打
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位(日本ハム)。リリーフで最も素晴らしいストレートを投げ、今秋リーグ戦で9試合に登板し12回を4安打1失点に抑えた大魔神
毛利 海大 プロフィール
- 氏名:毛利 海大(もうり かいと)
- 所属:明治大学 4年
- 出身:福岡大学附属大濠高校
- ポジション:投手
- 投打:左投左打
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト2位(ロッテ)。最速151キロ。今秋リーグ戦で4勝、防御率1.13でベストナイン。5季ぶりの優勝に貢献したエース左腕。

httpss://www.sanspo.com/article/20251113-WHH63JEFU5PCPI4J2SKMJVB6E4/
httpss://hochi.news/articles/20251113-OHT1T51275.html
httpss://www.nikkansports.com/baseball/news/202511130001283.html




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