ドラフト16年連続指名継続中の明治大に、1年の146キロ左腕・大泉塁翔投手が神宮デビューで2回4奪三振無失点

2028年ドラフトニュース大学野球ドラフトニュース

16年連続でドラフト会議での指名が継続された明治大は、この日に開幕した東京六大学野球の秋季フレッシュリーグで、1年生左腕の大泉塁翔投手(愛工大名電)が鮮烈な神宮デビューを飾った。3番手として登板すると、2イニングを1安打無失点、4奪三振と圧巻の投球を披露し、うれしい神宮初勝利を手にした。高校時代にOBのイチロー氏から指導を受けた逸材が、紫紺の軍団で新たな一歩を踏み出した。

スポンサーリンク

2回4奪三振の快投で神宮デビュー

7-1とリードした6回から3番手としてマウンドに上がった大泉塁翔投手。「初の神宮で緊張があった」というが、その投球は堂々たるものだった。球持ちの良いフォームから繰り出す最速146キロの力強い直球を軸に、カーブ、チェンジアップを織り交ぜ、立教大学打線を翻弄。2イニングを1安打無失点、4奪三振と完璧に抑え、見事に勝利投手となった。

「2年生捕手の佐仲(大輝)さんのリードのおかげで自分の投球ができました」と、試合後は先輩捕手への感謝を口にした。

胸に刻むイチロー氏の教え

愛工大名電高校時代には、ソフトバンクに入団した同期の石見颯真内野手と共に、OBのイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐)から直接指導を受けた経験を持つ。「『データだけじゃなく自分の感覚を大事にしろ』『周りに合わせるのではなく、自分でいろんな経験をして、感覚を磨いていくことが大事』という言葉が印象に残っています」と、その教えを今も胸に刻んでいる。

目標はロッテ2位の先輩・毛利海大

左肘の故障もあり、本格的な投球は秋から始まったばかり。それでも、そのポテンシャルは高い。憧れの存在は、ロッテからドラフト2位指名を受けたエース左腕・毛利海大投手だ。「試合を作れるピッチング、尊敬します」と、偉大な先輩の背中を追う。

「最終的にはリーグ戦の先発として、勝ちを取れるような投手になりたい」。16年連続でドラフト会議での指名が続く明治大学に、それを継続しそうな投手がまた一人現れた。

大泉 塁翔 プロフィール

  • 氏名:大泉 塁翔(おおいずみ るいが)
  • 所属:明治大学 1年
  • 出身:愛工大名電高校
  • ポジション:投手
  • 投打:左投
  • 主な特徴や実績:最速146キロの左腕。高校時代にイチロー氏から指導を受ける。神宮初登板となったフレッシュリーグで2回1安打4奪三振無失点の好投を見せ、勝利投手となった。
2028年度-大学生のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【大学野球】愛工大名電ではイチロー氏から指導 明大1年の146キロ左腕が上々の神宮デビュー「勝ちを取れる投手に」 - スポーツ報知
明大は12安打7得点と打線が活発で、白星スタートを切った。3番手でリリーフした最速146キロ左腕の大泉塁翔(るいが・1年=愛工大名電)が2イニングを1安打無失点、4奪三振の力投で、上々の神宮デビュー
高校OBイチロー氏から指導受けた明大・大泉塁2回0封「自分の感覚大事にという言葉が印象に」 - アマ野球 : 日刊スポーツ
明大の146キロ左腕、大泉塁翔投手(1年=愛工大名電)が立大戦で神宮初登板し、勝利に貢献した。7回から3番手でマウンドに上がり、2回を1安打無失点に抑えた。高… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...
イチローさんの指導受けた明大・大泉塁翔が2回無失点 神宮初登板で“1勝” - スポニチ Sponichi Annex 野球
明大の3番手で登板した大泉塁翔(るいが、1年=愛工大名電)が2回を無失点に抑え、神宮初登板で“1勝”を手にした。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント