八戸学院大のエース・小林直生投手から次期エースの阿部流音投手へ、優勝とドラフト指名の想いを受け継ぐ

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18年ぶりのベスト4進出を果たした明治神宮大会で、八戸学院大学(東北三連盟)のエースと次期エースがチームを牽引した。小林直生投手(4年・聖和学園)と、その背中を追いかける次期エース候補・阿部流音投手(3年・本荘)。先輩から後輩へ、優勝とドラフト会議への想いを渡した。

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指名漏れを乗り越え、エース小林が115球の熱投

初戦の神奈川大学戦、マウンドには背番号「18」を背負った小林直生投手の姿があった。最速151キロの速球を投げてプロからも注目されていたが、今秋のドラフト会議では指名漏れを経験したが、「1勝でも多く、1日でも長くこのメンバーで野球がしたい」と気持ちを切り替えて臨んだ神宮球場でのマウンドだった。

「こういう舞台で投げられるのは当たり前じゃないので、本当に楽しんで投げられました」。115球の熱投で8回2失点にまとめ、チームを18年ぶりの4強へと導く快投。最後までチームのために腕を振り続けた姿は、まさにエースそのものだった。

強豪・青学大を封じた次期エース阿部「自分が引っ張る」

バトンは後輩へと託された。次期エース候補の阿部流音投手は、初戦で抑えとして登板し3人でピシャリと締めると、青山学院大との準決勝では2-8の5回から登板。大学日本一の強力打線を相手に、2安打無失点に抑え込む好投を見せた。「なにかを持っているチームなので。0で抑えたら、みんながやってくれると思っていました」。最後まで逆転を信じ、強打者たちに立ち向かった。

試合後、悔し涙を流した阿部投手だが、その目はすでに先を見据えている。「来年の春、必ず戻ってきます」。すでに投手リーダーとして始動しており、「自分が引っ張っていくという自覚はあります」と話す。

神宮大会での投球は圧巻だった。今大会に出場した大学生投手の中でも屈指の投球だったと思う。来年、北東北リーグを勝ち上がるのは厳しいものの、神宮での全国制覇、そして秋のドラフト会議の指名と、先輩の思いを胸に、最速150キロ右腕が八戸学院大の新たな歴史を切り拓くだろう。

小林直生 プロフィール

  • 氏名: 小林 直生(こばやし・なおき)
  • 所属: 八戸学院大学(4年)
  • 出身: 宮城県(聖和学園高校卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 左投左打
  • 主な特徴や実績: 八戸学院大の絶対的エース。ドラフト指名漏れの悔しさをバネに、神宮大会初戦で8回2失点の好投を見せベスト4進出に貢献した。

阿部流音 プロフィール

  • 氏名: 阿部 流音(あべ・りゅうと)
  • 所属: 八戸学院大学(3年)
  • 出身: 秋田県(本荘高校卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 主な特徴や実績: 最速150キロの直球を武器とする本格派右腕。神宮大会準決勝では青学大打線を無失点に抑える好リリーフ。来秋のドラフト候補として期待される次期エース。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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