常葉大橘バッテリー・鈴木太陽投手&磯谷怜皇捕手が拓殖大合格

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常葉大橘(静岡)のバッテリー、鈴木太陽投手(3年)と磯谷怜皇捕手(3年)が、東都大学リーグ・拓殖大のスポーツ推薦入試に合格したことがわかった。最速142キロの右腕と、強打と俊足を兼ね備えた扇の要。高校3年間を共に戦った二人が、レベルの高い「戦国東都」の舞台で再びタッグを組み、4年後のプロ入りを目指して挑戦する。

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最速142キロ右腕・鈴木投手、「初球から全力」で1部昇格狙う

拓殖大に合格した鈴木太陽投手は、身長182センチから投げ下ろす最速142キロの直球が武器だが、今夏の静岡大会は背番号11を着けたものの、登板機会は無く夏が終わった。

昨年中に進学することを決めており、昨年12月と今年3月の拓殖大の練習に参加し、入学に向けた準備を進めてきた。直球とフォークボールのコンビネーションが武器で、最初から全力投球し、気合を入れて短いイニングを抑えるスタイルが「自分に合っている」と話す。まずはリリーフとして結果を残し、チームを1部昇格へ導くことを誓う。

「レベルが上がっても試合に出ることを目標に、可能な限り4年後はプロを目指します」と目標を掲げたが、野球を終えたら消防士になることも目指しており、まずは神宮でリリーバーとして火消しをし、その後、本物の火消しになる。

強打の捕手・磯谷、50m5秒9の俊足「アイアンマン」

バッテリーを組む磯谷怜皇捕手も拓殖大に合格した。50m5秒9の俊足とパンチ力のある打撃が魅力の捕手で、8月に大学の練習に参加した時には、他の高校から参加していた投手をリードし、「平気でインコースに投げ切る。びっくりしました」と、制球力の良さに驚いたという。

その練習で「リードが楽しかった」と話し、レベルの高い投手が集まる東都リーグの拓殖大に進学することを決めた。

拓殖大には、中学時にボーイズ選抜でチームメイトとして仲が良くなった静岡高校の石垣大輝捕手も合格しており、「静高の石垣に負けたくないですが、足を活かして外野手という道も考えています」と、ポジション争いにも闘志を燃やしつつも、自らの特徴をいかせるポジションでチームへの貢献することを目指す。

将来の夢は「プロ」。大学野球という新たなステージで、バッテリーが共通の夢に向かって突き進む。「2人でプロ」も夢ではない。

鈴木太陽 プロフィール

  • 氏名: 鈴木 太陽(すずき・たいよう)
  • 所属: 常葉大学附属橘高校(3年)
  • 進路: 拓殖大学
  • 出身: 静岡県賀茂郡西伊豆町(賀茂中・伊豆市リトルシニア卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 182cm、82kg
  • 主な特徴や実績: 最速142キロの本格派右腕。中学時代からエースとして活躍。50m走6秒3。

磯谷怜皇 プロフィール

  • 氏名: 磯谷 怜皇(いそや・れお)
  • 所属: 常葉大学附属橘高校(3年)
  • 進路: 拓殖大学
  • 出身: 静岡県賀茂郡松崎町(松崎中・下田ボーイズ卒)
  • ポジション: 捕手
  • 投打: 右投左打
  • 身長・体重: 178cm、71kg
  • 主な特徴や実績: 50m5秒9の俊足を誇る強打の捕手。今夏の静岡大会は3回戦で東海大静岡翔洋に敗れた。
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鈴木&磯谷も拓大合格 ー スポニチ静岡版

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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