2026年の注目の高校生投手のドラフト指名予想をしてみます。
高校生投手のドラフト上位候補
| 選手名 | 学校 | 投打 | 特徴 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| 織田翔希 | 横浜 | 右右 | 185/75 | 特A |
| 菰田陽生 | 山梨学院 | 右右 | 194/99 | 特A |
| 末吉良丞 | 沖縄尚学 | 左左 | 175/92 | 特A |
| 高部陸 | 聖隷クリストファー | 左左 | 174/68 | A- |
昨年は1月の時点で石垣元気投手(健大高崎)と森陽樹投手(大阪桐蔭)を上位指名と予想したが、今年は上記4人が候補となり、”プロ志望をすれば”ドラフト上位指名は間違いないものと見られる。
織田翔希投手は185cmと上背もあり、フォームの強さ、しなやかさ、そして投げられるストレート、変化球の強さ、コントロールが高いレベルにある。昨年センバツ優勝のエースとしての実績もある。夏はややアンバランスな投球を見せることもあったが、高校生投手としてNo.1と評価して問題ないと思う。石垣投手と比べると、ストレートはやや下、変化球は同じレベル、そして将来的なスケールは上と評価する。今年は体がどのくらい大きくなってきてい、楽に150キロを投げられるようになっていたら、松坂大輔投手のようにプロでも即戦力と評価されるだろう。
菰田陽生投手はスケールの大きさは、ここ数年でも例を見ないような選手で、やはり大谷翔平選手が比較の対象となってくる。ただし、大型選手の特徴として、高校の時点ではまだまとまっていないが、そのほうが良いとも思う。大谷選手もそうだったように、いまはまだ、投球にしても打撃にしても固める必要はないかなと思う。昨春に見せたストレートの強さ、そしてレフトへの打球の強さは半端ないが、夏、秋は投球でも打撃でも試行錯誤をしており、秋の明治神宮大会では逆方向の打撃や、試合を作るための投球をしようとしていた。勝手なことをいうと、今は試合の勝敗よりも、圧倒的なものを追い求めて欲しいとも思う。そのくらいの選手だろう。
末吉良丞投手は上背はそれほどでもないが、やはり150キロ前後のストレートを投げるサウスポーで、特徴は投球の深さ。マウンドで動じないメンタルの強さ、そして懐の深いフォームからブレないまっすぐと変化球を投げ、変化球の制球や質は申し分ない。オリックスのエースとして活躍する宮城投手に比べると、大きなカーブやスライダー、チェンジアップといった左腕としての特徴は少ないが、タフにストレートと縦の変化球を投げ続けられる点ではこちらも即戦力と十分評価できる。プロ志望をするかどうかが注目される。
サウスポーとして特徴を持っているのは高部陸投手だろう。カーブにチェンジアップ、スライダーが鋭く、ストレートもバンバンと140キロ中盤の伸びのある球を投げてくる。体のサイズを感じさせないようなマウンドで大きく見える所も特徴。1試合を投げきれるメンタルの強さ、体力も持っている。ただし、秋は1人でほとんどを投げており故障が心配される所でもある。順調にいけば2位以上での指名となるだろう。
その他、ドラフトで指名されそうな高校生投手
| 選手名 | 学校 | 投打 | 特徴 | 評価 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 投 | 中谷嘉希 | 北照 | 右右 | 184/85 | B+ |
| 丹羽涼介 | 市立和歌山 | 右右 | 183/84 | B+ | |
| 吉岡貫介 | 大阪桐蔭 | 右右 | 174/75 | B+ | |
| 堅田徠可 | 高知中央 | 右右 | 170/72 | B+ | |
| 藤岡大翔 | 富山商業 | 右右 | 178/81 | B | |
| 保西雅則 | 日本航空石川 | 右右 | 187/91 | B | |
| 上田健介 | 近江 | 右右 | 182/80 | B | |
| 平田玲翔 | 大分商業 | 右右 | 187/81 | B | |
| 新垣有紘 | 沖縄尚学 | 右右 | 175/64 | B | |
| 新城楓雅 | 奈良付属 | 右右 | 188/80 | B- | |
| 柴田蒼亮 | 県岐阜商 | 右右 | B- | ||
| 木下瑛二 | 高川学園 | 右右 | 178/76 | B- |
ドラフト上位候補に入ってきそうなのが、市和歌山の丹羽涼介投手と大阪桐蔭の吉岡貫介投手の2人。丹羽投手は昨年センバツで横浜高を相手に好投を見せた右腕で、150キロ前後のストレートに、しなやかなフォームから市和歌山伝統の縦のスライダーなどを投げる。体のサイズもあり、織田投手の対抗馬として見れる。吉岡投手はサイズこそ大きくないが体の全てが繋がっているようなフォームの良さ、内側の筋肉の強さがあり、楽に150キロの回転の良い球を投げる。
中谷嘉希投手と堅田徠可投手はまだ未知数な所があるが、中谷投手は体の大きさやっコンパクトなフォームから140キロ中盤を投げる所は、昨年のドラフト1位・藤川敦也投手(延岡学園)を感じさせる。実戦経験もしっかりと積んでおり、今年の投球が注目される。堅田投手は昨夏の明徳義塾戦での投球が素晴らしかった。初回から9回まで140キロ中盤の球を投げ、変化球もキレも素晴らしかった。彗星のように現れた投手は甲子園ではあまり投げられなかったし、体のサイズも大きくないが、やはりあの投球を見ていると、次にどんな事をするのかと注目されることは間違いない。
他に、総合力では近江の上田健介投手が、ストレートの強さ、変化球のキレ、そして試合を作る投球を持っており、順調にいけば指名は確実視される。先輩の埼玉西武・山田陽翔投手よりもスケールが大きい。保西雅則投手、平田玲翔投手、藤岡大翔投手、新城楓雅投手は球速も140キロ中盤を出しており、スケール型右腕として注目されるが、とくに新城投手は188cmの長身から投げ下ろすストレートに角度があり、非常に期待をしている。
夏の優勝の立役者の一人、沖縄尚学の新垣有紘投手は、球速が130キロ台でも相手を抑えることができるフォームと球の連動性がある。変化球もカウントを取ることもできるし、空振りを奪うこともできる。あとは体のサイズをつけるため、それをプロで行うか、大学などで行うかという判断をすることになるだろう。昨夏の甲子園で素晴らしい投球を見せていた県岐阜商の柴田蒼亮投手、高川学園の木下瑛二投手も注目されるのが間違いないが、進路も注目される。
指名順位予想
昨年に指名された高校生投手と比較して、指名順位を予想してみる。
| 順位 | 2025年 | 2026年 |
| 1~2位 | 石垣元気・健大高崎 藤川敦也・延岡学園 森陽樹・大阪桐蔭 |
織田翔希・横浜高 菰田陽生・山梨学院 末吉良丞・沖縄尚学 高部陸・聖隷クリストファー |
| 3~4位 | 佐藤龍月・健大高崎 奥村頼人・横浜高 早瀬朔・神村学園 |
丹羽涼介・市和歌山 吉岡貫介・大阪桐蔭 中谷嘉希・北照 上田健介・近江 |
| 5位以下 | 伊藤大晟・れいめい 鈴木蓮吾・東海大甲府 |
新城楓雅・奈良大付 保西雅則・日本航空石川 平田玲翔・大分商 藤岡大翔・富山商 |
| 育成 |





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