スポーツ報知の特集「WEST報知」では、今秋ドラフト候補の注目スラッガーとして大阪商業大学(関西六大学野球連盟)の春山陽登外野手(3年・敦賀気比)が紹介された。リーグ史上初となる1試合3本塁打を記録した右の強打者は、元横浜ベイスターズ・佐伯貴弘氏(大商大OB)が持つ連盟記録更新と日本一を目標に、勝負のラストイヤーに挑む。
衝撃の1試合3発、目指すは「佐伯超え」12本塁打
春山陽登選手の名を一躍全国区にしたのは、2年秋の神戸学院大戦だ。リーグ戦初本塁打を放つと、続く打席でも一発。さらに四球を挟んだ打席でもアーチを描き、関西六大学リーグ史上初となる「1試合3本塁打」の離れ業をやってのけた。
3年秋を終えて通算本塁打は9本と伸ばし、大学屈指のスラッガーとして注目されるようになった。そして今年は、連盟記録である佐伯貴弘氏の12本塁打まであと3本に迫っており、「日本一になれるように。個人としては、佐伯さんの12本塁打に挑戦したい(スポーツ報知)」と、記録更新を目標としている。
右のスラッガーは、打席では堅実に
ベンチプレス137.5キロの怪力があり130m弾も放つ。12月に行われた侍ジャパン大学代表候補強化合宿でもフリー打撃で全選手トップの柵越えを記録した。それでも春山選手は、「今、何をすべきかを考えて行動することが大事。(打席では)本塁打を放つ未来を想像するのではなく、投手の球にコンタクトすること(スポーツ報知)」と話す。
広島の鞘師スカウトも「パワーヒッターで勝負強い。楽しみな選手」と評価しており、大学生の右のスラッガーとして、プロ側の評価も高く、注目度が高い。
ドラフトを意識せず今に集中
大学で2学年上の先輩だった西武・渡部聖弥選手が、同じように大学屈指の右の強打者として注目され、ドラフト2位でプロ入りした。そして、1年目の昨年に打率.259、12本塁打、43打点を記録し、その姿に刺激を受けている。
それでも春山選手は「プロへの執着心はめっちゃありますけど、選んでもらう立場。今やるべきことに集中するだけ(スポーツ報知)」と話し、先だけを見るのではなく、眼の前のプレーや練習に集中し、その結果として渡部選手と同じ道を目指す。
今年は注目の1年となるが、できれは春のリーグ戦で4本を放って連盟新記録を更新したい。秋は周囲のざわざわとする中でプレーだけに集中するのは、やはり大変だと思う。春のうちにできることは終わらせておきたい。
春山陽登 プロフィール
- 氏名: 春山 陽登(はるやま・あきと)
- 所属: 大阪商業大学(3年)
- 出身: 奈良県(敦賀気比高校卒)
- ポジション: 外野手(左翼手)
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 177cm、92kg
- 主な特徴や実績: 関西六大学リーグ史上初の1試合3本塁打を記録。高校通算17発。50m6秒2の俊足も併せ持つ。目標は佐伯貴弘氏の連盟記録(12本塁打)更新。







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