読売ジャイアンツの新人合同自主トレ第2クール初日がジャイアンツタウンスタジアムで行われ、ドラフト6位ルーキー・藤井健翔内野手(18=浦和学院)が度肝を抜く打撃を披露した。初めての屋外フリー打撃で、バックスクリーン直撃弾を含む3本の柵越えをマーク。「浦学のジャッジ」の異名を持つ181センチ、96キロの巨漢が、その規格外のパワーで周囲を驚愕させた。
バックスクリーン直撃「まだ飛ぶっす」
藤井健翔内野手は打席に入ると、左翼ポール際、左中間最深部への推定120メートル弾、そして最後は中堅バックスクリーンへの一撃を見せた。
「楽しかった。気持ちよく打たせていただきました。まだ飛ぶっすね(サンケイスポーツ)。」と話し、18歳の高卒ルーキーとは思えない頼もしい言葉とともに笑顔を見せた。
伝説の“藤井ネット”と背番号99
憧れのヤンキース、アーロン・ジャッジ選手を目標とし、高校通算35本塁打をと放って「浦学のジャッジ」と呼ばれた。巨人でも本家と同じ背番号99をもらい、プロ野球をスタートさせた。
これまでも浦和学院に強打者はたくさんいた。しかし、飛距離が出すぎてサッカー部の練習場まで打球が届いてしまうため、左翼防球ネットの上部に約10メートルのネットが増設されたという。「毎回打ったら『危ない』って言うんですよ(デイリースポーツ)。」と、飛ばしすぎに注意しながら練習をしていた事も、その規格外のパワーを表す出来事だ。
中田翔&牧秀悟を参考に進化
それでもパワーだけではプロでは生きて行けない。高校時も打席での迫力はスバ抜けていたが、その力を出せずに敗れ、甲子園でそのプレーを見せることはできなかった。
それでもこの日のバックスクリーン弾は、昨季限りで引退した中田翔氏の動画をヒントに「ヘッドを走らせるイメージ」を取り入れ、バットはDeNA・牧秀悟選手のものに近いモデルを使用するなど、進化を見せている。
「緊張はしたけど、人に見られている方が、結構いいプレーができたりする人なので(サンケイスポーツ)。」と話す。高校時代の打席に入る前後の動きを見れば、一目瞭然だ。ルーティンも人に見てもらう気まんまんで、プロへ行きたいという気持ちが十分伝わるものだった。
巨人は主砲・岡本和真選手がメジャーへ移籍し、新たな大砲を求めている。昨年に右の強打者、リチャード選手を獲得しているが、藤井選手はそのポジションを狙っていく選手として期待値は高い。
藤井健翔 プロフィール
- 氏名: 藤井 健翔(ふじい・けんしょう)
- 所属: 浦和学院高校(18歳) → 読売ジャイアンツ(ドラフト6位)
- 出身: 岡山県倉敷市
- ポジション: 内野手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 181cm、96kg
- 主な特徴や実績: 高校通算35本塁打のパワーヒッター。愛称は「浦学のジャッジ」。高校時代に飛距離対策で防球ネットが増設された伝説を持つ。背番号99。









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