東都大学野球連盟の中央大学が東京都八王子市の同校グラウンドで練習を公開した。注目を集めたのは、昨年の侍ジャパンU18W杯で準優勝に貢献した高校日本代表トリオ、坂本慎太郎選手(関東第一)、西村一毅投手(京都国際)、下重賢慎投手(健大高崎)の3人。スポーツ推薦で合格した期待のルーキーたちは、大学野球のレベルの高さに刺激を受けつつ、「4年後のプロ入り」と「日本一」を目指してスタートを切っている。
二刀流・坂本慎太郎は「野手一本」で勝負、目標は100安打
関東第一高では投手と外野手の二刀流として甲子園準優勝に貢献した坂本慎太郎選手だが、大学では外野手として勝負する。決断の裏には「大学の洗礼」があった。大学日本代表との壮行試合で登板し、1回4失点。「大学では(投手は)通用しないと実感した(日刊スポーツ)」と振り返る。
しかし、その後のU-18W杯では外野手として活躍し自信を深めた。「まずは外野手として1年春からレギュラーをとって、大学で100安打を達成したい(日刊スポーツ)」と高い目標を掲げる。一方で「投げられる機会があるならまた挑戦したい」と、投手への未練も完全には断ち切っていないようだ。
甲子園V左腕・西村一毅、「エグい」先輩たちに驚愕
京都国際高で夏の甲子園優勝投手となった左腕・西村一毅投手は、19日から練習に参加。東恩納蒼投手(2年)ら先輩たちの投球を目の当たりにし、「球の質、威力が全然違う。見たことのない球でエグい(日刊スポーツ)」と衝撃を受けた。
それでも「ここを越えないと次はない」と闘志に火がついた。「チェンジアップは大学でも劣っていないと思う。一日も早くチームを勝たせることが出来る投手になりたい(スポーツ報知)」と、得意球を武器に定位置確保を狙う。
センバツV右腕・下重賢慎、プロ入りの同級生に刺激
健大高崎高でセンバツ優勝に貢献した下重賢慎投手は、28日から練習に合流。プロ入りした高校の同級生、石垣元気投手(ロッテ1位)や佐藤龍月投手(オリックス3位)の新人合同自主トレの様子をチェックしており、「2人ともかっこいい。憧れの存在になりました(日刊スポーツ)」と刺激を受けている。
「4年後はドラフト1位でプロに入るのが目標(日刊スポーツ)」と力強く宣言。「勝てる投手」を目指し、まずはフィジカル強化に励む。
実績十分の3人が揃った中大。坂本選手が「2人がいて心強い。3人で一緒に結果を出したい」と語れば、西村投手は「青学大を倒して日本一になりたい」と、リーグ6連覇中の王者打倒を誓った。
3人は29日から始まる鹿児島キャンプにも帯同予定。黄金ルーキーたちが、2019年秋以来遠ざかっているリーグ優勝への起爆剤となる。
坂本慎太郎 プロフィール
- 氏名: 坂本 慎太郎(さかもと・しんたろう)
- 所属: 中央大学(1年)
- 出身: 千葉県(関東第一高校卒)
- ポジション: 外野手
- 投打: 左投左打
- 主な実績: 甲子園準優勝。高校時代は二刀流として活躍。U-18日本代表。
西村一毅 プロフィール
- 氏名: 西村 一毅(にしむら・いっき)
- 所属: 中央大学(1年)
- 出身: 滋賀県(京都国際高校卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 左投左打
- 主な実績: 夏の甲子園優勝投手。魔球・チェンジアップを操る。U-18日本代表。
下重賢慎 プロフィール
- 氏名: 下重 賢慎(しもじゅう・けんしん)
- 所属: 中央大学(1年)
- 出身: 北海道(健大高崎高校卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 主な実績: 春のセンバツ優勝投手。最速140キロ後半の直球が武器。U-18日本代表。










コメント