3月19日に開幕する第98回選抜高校野球大会。各校の主力選手だけでなく、将来のスター候補である「スーパー1年生」たちのデビューにも熱い視線が注がれている。中でも注目は、16年ぶり出場の名門・帝京(東京)でクリーンアップを担う目代龍之介外野手(1年)だ。187cm92kgの規格外1年生は「7本以上打つのが目標」と、大会本塁打記録の更新を豪語。さらに大阪桐蔭の192センチ左腕・川本晴大投手(1年)ら、ポテンシャル抜群の原石たちが聖地で輝きを放つ。
帝京・目代龍之介、「自分が主役」のビッグマウスと実力
「小さい頃から夢見ていた。“自分が主役”と思ってやりたい」。16歳の怪物は堂々と宣言した(スポニチ)。目代龍之介選手の最大の武器は、高校通算ですでに本塁打を量産しているパワーだ。昨秋の東京都大会では5番打者として優勝に貢献。甲子園での目標について「最多本塁打が6本なので、7本以上打つのが目標(スポニチ)」と、2017年夏に広陵・中村奨成選手(現広島)が記録した6本塁打を超えるというデッカイ野望を掲げた。
そのパワーの源は、徹底的なウエートトレーニングだ。「軸がブレて泳がされてしまう」という課題を克服するため、デッドリフト220キロ、フロントスクワット110キロまで数値を伸ばし、体重も92キロへ増量。50メートル走も6秒0に縮めるなど、アスリートとしての能力を高めた(デイリースポーツ)。
憧れは阪神・森下翔太選手。「捉える力がめちゃくちゃあるところに引かれた(デイリースポーツ)」と動画で研究を重ねる“森下打法”で、古豪復活の狼煙を上げる。
また、最速150キロを誇る投手としての才能も秘めており、金田優哉監督は「打撃がいいので打席に立たせたい(スポニチ)」と、今大会から導入されるDH制を活用した「投手兼DH」での二刀流起用も示唆している。
大阪桐蔭・川本、横浜・小林ら左腕も豊作
投手陣では、大阪桐蔭の川本晴大投手が異彩を放つ。身長192センチの長身から投げ下ろすボールは角度があり、「無限の可能性を秘める大器(スポニチ)」と評される。西谷浩一監督も「打撃はいいので、そのまま使うことも選択肢としてはある(スポーツ報知)」と語るほど打撃センスも高く、投打での活躍が期待される。
昨春王者・横浜高校の小林鉄三郎投手(1年)は、「完成度が高く、先発を任される試合もありそう(スポニチ)」と即戦力の評価。川上慧投手も本格派右腕で中学時から実績十分。明治神宮大会で名を轟かせた九州国際大付の左腕・岩見輝晟投手(1年)も冬の成長が楽しみな存在だ。
他にも八戸学院光星の鈴木悠斗捕手は1年でスタメンマスクを付け、長打力も魅力の選手。佐野日大の沖崎翼投手も球質の良いストレートで左腕として注目されて行きそう。大垣日大の竹島黎乃選手はスピードが魅力の二塁手、帝京長岡の工藤壱朗投手と今井大瑚投手はセンバツ出場の立役者の2枚看板。
智弁学園の逢坂悠誠選手は名門の4番に1年生で任された、左の長距離砲。滋賀学園の島尻琳正捕手もセンスの良いリードと、140キロ後半を投げる強肩が魅力。英明の矢野壮馬選手は俊足の外野手、神村学園の川本羚豪選手も飛距離十分の打球を放つ。
新3年生にドラフト上位候補がひしめく中で、本当に恐ろしい怪物は新2年生の中にいるかもしれない。
目代龍之介 プロフィール
- 氏名: 目代 龍之介(めだい・りゅうのすけ)
- 所属: 帝京高校(1年)
- 出身: 青森県八戸市(根城中・八戸智徳リトルシニア卒)
- ポジション: 外野手・投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 187cm、92kg
- 主な特徴や実績: 圧倒的なパワーと身体能力を誇る「スーパー1年生」。中学時代は陸上・砲丸投げで県1位。最速150キロ右腕としての顔も持つ二刀流。目標は甲子園7本塁打。























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