東都大学野球リーグ2部の日本大学が千葉県習志野市内のグラウンドで練習を公開し、1月31日に入寮した新入生・阿部晴太朗捕手(18=佐野日大)も汗を流している。佐野日大では「4番・捕手」としてチームを牽引。「黄金世代」と呼ばれながらも甲子園に届かなかった悔しさと、逆境を跳ね返してセンバツ出場を決めた後輩たちからの刺激を胸に、大学球界での飛躍を誓った。
「史上最弱」から甲子園へ、後輩の快挙に「うれしいけど…」
佐野日大は昨年、プロ注目の146キロ左腕・洲永俊輔投手(日大に進学)や強打の三塁手・井上遥翔選手(仙台大)がプロから注目され、捕手の阿部晴太朗選手は4番として、捕手として牽引し「黄金世代」と言われた。しかし2年時は夏に栃木大会ベスト8、秋は関東大会2回戦で敗れて甲子園を逃すと、3年春には関東大会に出場したものの夏の栃木大会3回戦で栃木工業に敗れ、甲子園出場ができなかった。
それとは対照的に、今年のチームはこれらの選手が抜け、「史上最弱」と自認するスタートだったが、昨秋の関東大会でベスト4入りし、見事にセンバツ切符を掴み取った。
スタンドで応援していた阿部選手は「本当にうれしかった」と祝福しつつも、「自分たちも(甲子園に)行きたかったなという思いもありました(スポニチ)。」と本音を吐露。「後輩たちは前評判に甘えなかったから勝てた」と、ひたむきな努力を称え、自身の新たな動力源に変えた。
強打・強肩・ブロッキング、三拍子揃った捕手として
阿部選手の武器は、佐野日大で4番を張ったチャンスに強い打撃力に加え、遠投100メートルの強肩と高い評価を受けるストッピング能力だ。「強い日大に入ることができて本当にうれしい。厳しい世界だと思いますので一球の重みを感じています(スポニチ)。」と、名門での挑戦に身を引き締める。
元プロ野球選手の麦倉洋一監督の下で培った野球観を土台に、「まずは体づくりをしてからバンバン試合に出たい(スポニチ)。」と意気込む。バッテリーを組んでいた洲永投手、また豊川の150キロ右腕・平野将馬投手や滋賀学園の土田悠貴投手など注目投手が同学年として入学する一方で、捕手も八戸工大一の田口壱大選手や高松商の和泉翔大選手、九州学院の浦辺唯太郎選手などが同学年でのライバルとなる。
戦国東都の舞台で、再び洲永投手とバッテリーを組み、その実力を証明する日を目指す。
阿部晴太朗 プロフィール
- 氏名: 阿部 晴太朗(あべ・せいたろう)
- 所属: 佐野日大高校(3年) → 日本大学(1年)
- 出身: (詳細データなし)
- ポジション: 捕手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: (詳細データなし)
- 主な特徴や実績: 佐野日大の「4番・捕手」。遠投100mの強肩とブロッキング技術に定評がある。








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