北海道日本ハムファイターズは2月12日に、1軍キャンプ地の沖縄県名護市内で今季2回目となるスカウト会議を開いた。今秋のドラフト指名候補として約160人をリストアップし、そのうち高校生が約半数の80人前後を占めた。木田優夫GM代行は、1位指名の可能性がある選手が「15人程度」に上ることを明かし、人材豊富なドラフト戦線に嬉しい悲鳴を上げた。
「12人以上が1位級」昨年を上回る豊作年
会議を終えた木田GM代行は、充実した表情で今年の展望を語った。「(上位候補が限られていた)去年よりも多くの名前が挙がった。12球団が1位指名する12人以上、1位になるんじゃないかという選手が出てきたので(絞るのが)大変です。15人程度はいます(道新スポーツ)。」
ポジションの偏りもなく、「割といろんなポジションの選手がいろんなところで名前が挙がってきている(デイリースポーツ)」と分析。投打ともにバランス良く有望株が揃っている現状を報告した。
どの記事にも具体的には名前は挙げられていないが、高校BIG3の織田翔希投手(横浜高)、菰田陽生選手(山梨学院高)、末吉良丞投手(沖縄尚学)に、大学生の鈴木泰成投手(青山学院大)、有馬伽久投手(立命館大)、渡部海捕手(青山学院大)の6人は確実に入っていると見られる。
他には、高校生では牟禮翔外野手(九州国際大付)、榊原七斗外野手(明治大)、柴崎聖人外野手(王子)の外野手や、樋口新投手(王子)、藤澤涼介外野手(東京ガス)、宮原廉投手(近畿大)の6人も上位候補として入っているだろう。
いろんなポジションの選手もいるということで内野手もリストアップされていると見られるが、今年は内野手の候補はやや少なく、上位に入ってくる選手は割と絞られる。菰田選手の他に、日大三の田中諒選手、横浜高の池田聖摩選手、JR東日本の杉崎成選手などがリストアップした15人に入っている可能性もありそうだ。

北海道関係は1割、地元選手も徹底マーク
全体約160人のリストのうち、北海道関係の選手は全体の約1割にあたる15、6人が名を連ねた。球団の方針である「地元密着」もしっかりと継続しており、全国の逸材と並行して道内の有望選手も注視していく。
道内でプレーしている選手では中谷嘉希投手(北海高)が体格や149キロを投げる力などポテンシャルが高い。他にも近藤琉唯斗投手(小樽双葉)、三浦秀斗選手(鵡川)、日本ハムジュニアでプレーした吉川慎之助選手(立命館慶祥)選手、大学生では北海学園大の住吉壮野投手、函館大の石岡流音投手など高校時代から注目されていた選手がいるが、北海道ガスの北嶋洸太投手、日本製鉄室蘭シャークスの岡田彗斗投手、JR北海道硬式野球クラブの川波瑛平選手など社会人に好選手がいる。
また、昨年の石垣元気投手(千葉ロッテ1位)や、明徳義塾の藤森海斗選手(日本ハムドラフト5位)のように、本土でプレーする選手が関係者としてノミネートされている可能性がある。
昨年は大川慈英投手、エドポロケイン外野手、大塚瑠晏内野手と上位を各ポジションの大学生で占めた日本ハムのドラフト、高校生が約80人と半数を占める今年のリスト、そして1位候補がひしめく中で、誰を「その年の一番」として指名するのかが注目される。













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