第98回選抜高校野球大会に5年連続出場を決めている山梨学院高校(山梨)が甲府市内で練習を公開し、昨日、進路をプロ野球に絞った事を明言した山梨学院高校の注目の最速152キロ右腕・菰田陽生投手(2年)が、あらためて進路について示した。「ドラフト1位を目標にして、プロ野球選手になることが目標」と、不退転の決意で高校ラストイヤーに臨む。
メジャー10球団が視察も「迷いはなかった」
194cm102kgの二刀流として注目される菰田陽生選手は昨日、メジャー10球団以上が注目する中で、国内のプロ野球に進むことを明らかにしたことについて、家族と相談の上、「日本でやることが一番。迷いはなかった(スポニチ)。」と話す。
「完成した選手ではないので日本球界で基礎をつくってほしい(スポニチ)」という吉田洸二監督の親心に応える形で、「まずは日本で活躍して、成長するのに学ぶべきことがたくさんある(中日スポーツ)」と、地に足をつけてトップを目指す道を選んだ。
投手練習8.5割、「入部以来一番いい」
二刀流の菰田投手は、昨春センバツで152キロを記録して投手としての能力を示すと、その後はやや投手として力を落としながらも、秋の明治神宮大会ではサードで出場して打撃でアピールを見せていた。
そして昨年末から投手の練習比重を増やし、8割以上の時間を割いているという。この日のブルペンでは140キロ台を連発し、吉田監督も「入部以来、一番いい」と太鼓判を押す仕上がり。「球の質も違ってきている(中日スポーツ)」と本人も手応え十分だ。
センバツには横浜・織田翔希投手や沖縄尚学・末吉良丞投手のBIG3が集結し、ライバルとの競演となる。「沖縄尚学には去年の夏に負けているので借りを返したい。織田投手もいい投手なので対戦したい(スポーツ報知)」と、怪物対決を心待ちにしている。
新スローガン「信玄砲打線」、主砲として一撃必殺
チームは今年、武田信玄にちなんだ「信玄砲打線―連打の山梨学院―」という新スローガンを掲げた。「信玄砲の“砲”は大砲を表す。菰田がガーンと打って一気に乗っていけたら(スポーツ報知)」と指揮官も期待する。
今大会から導入されるDH制もあり、菰田選手の起用法は柔軟になるが、「勝ちに貢献できるような打撃をしたい(スポーツ報知)」と、投打の大黒柱として3年ぶりの紫紺の優勝旗を狙う。
大谷翔平選手が3年時のセンバツ1回戦で、直接対決となった大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手から火の出るようなホームランを放っているが、菰田選手も打者として、織田投手、末吉投手との対決となれば非常に楽しみだ。
菰田陽生 プロフィール
- 氏名: 菰田 陽生(こもだ・はるき)
- 所属: 山梨学院高校(2年)
- 出身: 千葉県御宿町
- ポジション: 投手・三塁手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 194cm、102kg
- 主な特徴や実績: 最速152キロ、通算32本塁打の大型二刀流。メジャー挑戦を封印し、ドラフト1位でのNPB入りを目標に掲げる。














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