今季限りでの活動休止が決まっている社会人野球・パナソニック(大阪府門真市)の浦和博外野手(24)が、チームを2大大会出場へ導くため、長打力向上に取り組んでいる。入社3年目を迎える左の好打者は「今年は長打を増やしていきたい(スポニチ)。」と宣言。データ分析機器「ラプソード」を活用し、理想の打球角度を追求してラストイヤーに挑む。
「打球角度20度」へのこだわり、単打から長打へ
昨季、浦和博選手は公式戦で21安打を放ったが、長打は本塁打1本を含む6本にとどまった。「得点力を上げるためには、長打が必要(スポニチ)。」と分析し、オフシーズンはスイングの改良に着手。「目安は20度ぐらい」という理想の打球角度を求め、首脳陣やアナリストと試行錯誤を続けている。
都市対抗では楽天ドラフト6位の九谷瑠投手から2安打3打点を記録したが、「コースヒットのような感じでした。150キロぐらいの球を打つためには、自分のスイングではじき返せるようにしないといけない(スポニチ)。」と、上のレベルを見据えて満足はしていない。
亡き父の教え「がむしゃらに」、地元・京セラで恩返し
浦選手は鳴門高校で通算20本塁打以上の長打力が注目され、法政大に進むと大学4年秋には48打数16安打で打率.333を記録している。名門・パナソニックに入部し昨年にドラフト指名解禁となると、レギュラーとして5,6番を打ち、都市対抗近畿地区2次予選では8試合に出場し打率.231も勝利に貢献、主に一塁手として出場した。今年は社会人3年目となったものの、年始にチームの休部が発表された。
チームにとって休部前の最後の大会となる日本選手権は、本拠地に近い京セラドーム大阪で開催される。「従業員の方々もアクセスが良い。しっかり勝つ姿を見ていただいて、会社に貢献したい(スポニチ)。」と、地元で支えてくれた人々への感謝を伝えたい。
井上貴晴新監督も「確実に必要な選手」と信頼
今季から指揮を執る井上貴晴新監督(35)も、「やれることの全てをこの一年につぎ込む(スポニチ)。」と話し、特に日本選手権の本戦出場には悲壮な決意で臨む。そして、「2大大会に出場するためには確実に必要な選手(スポニチ)。」と、浦選手をキーマンに指名し、浦選手のバットにチームの有終の美を託す。
浦和博 プロフィール
- 氏名: 浦 和博(うら・かずひろ)
- 所属: パナソニック(24歳・入社3年目)
- 出身: 徳島県(鳴門高校-法政大学)
- ポジション: 外野手
- 投打: 左投左打
- 身長・体重: 173cm、80kg
- 主な特徴や実績: 広角に打てる打撃技術を持つ左打者。父は徳島商OB。チームの休部が決まったラストイヤーに長打力アップで挑む。








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