2011年ドラフト10大ニュース!

2011年も残りわずかとなりました。2011年のドラフト会議、アマチュア野球を振り返る意味で、ドラフト10大ニュースを勝手に決めました。

今年も1年間ありがとうございました!今年は良い年でありますように。ドラフト会議ホームページ2011は今日で終了し、明日からドラフト会議ホームページ2012となります。引き続きお楽しみください!

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第1位 北海道日本ハム、菅野智之投手を1位指名し交渉権獲得

 原監督の甥でもある菅野智之投手、ドラフト会議場では巨人が昨年の沢村拓一投手に続き単独指名かと思われた瞬間、北海道日本ハムが果敢に指名し、その後の抽選で交渉権を獲得した。巨人の単独指名の戦略に対し、ドラフト会議場では大歓声、北海道日本ハムに拍手が送られた。
 結局、菅野智之投手は東海大浪人を決断しプロ入りする事は無さそうだが、ドラフト制度に対して再び問題点を突きつけ、議論が今も続く事件となった。

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第2位 東洋大・藤岡貴裕投手、相思相愛の千葉ロッテが交渉権獲得!

 大学NO1投手となった東洋大・藤岡貴裕投手、6月に千葉ロッテが1位指名を公表し、横浜、東北楽天、オリックス、阪神、東京ヤクルトなど多くの球団が1位指名候補としてリストアップ、ドラフト会議では指名重複が予想された。千葉ロッテは昨年も早々に斎藤佑樹投手の2位指名を公表しながらも抽選で獲得できず、今年は藤岡投手の地元である群馬県の藤岡にある神社にお参りに行き、ファンからも縁起物を集めるなどの活動を行った。その結果、見事1番くじで藤岡投手の抽選を当てた。

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第3位 高橋周平に3球団、韓国戦で木製バットでホームラン!

 アジアAAA選手権の決勝の韓国戦で木製バットで横浜スタジアムの最深部のスタンドにホームランを放った高橋周平選手、全国大会未経験ながらも日本代表入りし別格の力を見せ付けた。ドラフトでは大学BIG3が注目されるなかで、中日、東京ヤクルト、オリックスの3球団が指名重複、中日が交渉権を獲得した。

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第4位 夏の優勝校、日大三、ドラフト候補全員が大学へ進学!

 夏の甲子園で優勝した日大三高、最後に高校NO1投手となった吉永健太朗投手や中軸を打つ畔上翔、横尾俊建、高山俊選手などがドラフト注目候補として挙げられた。日大三高では2001年のドラフト会議で近藤一樹(近鉄7位)、内田和也(ヤクルト4位)、都築克幸(中日7位)、千葉英貴(横浜6位)と高校史上最多タイとなる4人が指名され今年も期待されたのだが、全員が大学進学を決めた。

 ちなみに進路は、吉永健太朗投手が早大、畔上翔選手が法大、横尾俊建選手が慶大、高山俊選手が明大、菅沼賢一選手が亜大。

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第5位 六大学のスター、明暗分かれる

 東京六大学では明大・野村祐輔投手、慶大・伊藤隼太選手、早大・土生翔平選手がドラフト候補として注目された。野村投手は最後のシーズンで全国制覇を果たし、広島に単独1位指名される。伊藤選手は春季リーグであとヒット1本で三冠王という成績を残したものの、全日本選手権から大スランプに陥った。しかし、それまでの成績と素質を見込んで阪神が単独1位指名する。

 土生翔平選手は2年、3年の4シーズンで全て3割を越える打率を記録するなど期待されたが、4年春に打率が2割をきると秋も復活は見られなかった。プロ入りをほぼあきらめドラフト4位以下ならトヨタ自動車に進むことで内定をもらっていたが広島が4位指名。悩んだ末プロ入りを決断した。土生選手と野村投手は広陵高校時の準優勝メンバー、再び同じチームとなって戦うことになる。

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第6位 夏の甲子園、ドラフト候補大活躍!

 夏の甲子園では金沢・釜田佳直投手(東北楽天2位)と唐津商・北方悠誠投手(横浜1位)が153kmをマークすると、歳内宏明投手(阪神2位)は2試合で30奪三振をマーク。英明・松本竜也投手(読売1位)や東洋大姫路・原樹理(東洋大進学)も実力を見せつけた。優勝したのは日大三・吉永健太朗投手(早大進学)だった。また野手でも明徳義塾・北川倫太郎選手(東北楽天5位)が2試合連続弾、帝京・松本剛選手(北海道日本ハム2位)もホームラン、光星学院・川上竜平選手(東京ヤクルト1位)は3本塁打を記録した。

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第7位 社会人の大会、震災の影響を受け大幅に変更

 社会人で最も注目される都市対抗野球は毎年夏に開催され、ドラフト前の重要な大会となっていた。しかし今年は大震災の影響で日本選手権を中止し、都市対抗は秋のドラフト会議直前に開幕しドラフトの前後に行われることとなってしまう。そんな中で社会人選手では東芝・安達了一内野手がオリックスに、JR北海道・武藤好貴投手が東北楽天に、JR東日本・十亀剣投手が埼玉西武に1位指名されるなど、アピールをする機会が少ない中で力を見せた選手が指名された。

 都市対抗ではJR東日本東北の森下壽春投手が完全試合を達成、北海道日本ハムの5位指名に繋がった。

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第8位 震災直後のセンバツ大会で高校生が熱戦!

 延期も検討された高校野球センバツ大会、賛否両論がある中開催されると、選手宣誓で創部2年目で甲子園に出場した創始学園の1年生、野山主将の選手宣誓に大きな感動を与えられた。高校生のハツラツとしたプレーに歓声が挙がり、復活の第1歩目となった。

 大会は昨夏準優勝の東海大相模が優勝、準優勝の九州国際大付のバッテリー、三好匠投手と高城俊人選手はそれぞれ東北楽天3位、横浜DeNA2位で指名される。

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第9位 各地でダルビッシュ出現!社会現象に

 高校野球では各地でダルビッシュが出現し、話題となった。
九州のダルビッシュ  宮崎日大・武田翔太投手:187cmから151kmのストレートを投げる。福岡ソフトバンク1位指名
下町のダルビッシュ  足立学園・吉本祥二投手:187cmから149kmのストレートを投げる。福岡ソフトバンク2位指名
上州のダルビッシュ  高崎商・金井和衛投手:192cmから143kmのストレートを投げる。法大進学
房州のダルビッシュ  安房・川名健太郎投手:191cmから140kmのストレートを投げる。法大進学
沖縄のダルビッシュ  浦添商・佐村トラヴィス幹久投手:191cmから144kmのストレートを投げる。横浜DeNA6位指名

 ほかに2012年のドラフト候補として東北のダルビッシュ、花巻東・大谷翔平投手(191cmから151kmのストレート)と、なにわのダルビッシュ、大阪桐蔭 ・藤浪晋太郎投手(195cmから146kmのストレート)がいるので、来年も本家のダルビッシュ投手はメジャーへ行ってしまいそうですが、国内でのダルビッシュブームは続きそうです。

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第10位 帝京・伊藤拓郎、ドラフトの最後の最後に指名される

 1年生の時に甲子園で148kmをマークした帝京・伊藤拓郎投手、明治神宮大会では東海大相模の一二三慎太投手(2010年阪神2位)と対戦し注目され、ドラフト1位確実と評価された投手でしたが、その後、そのプレッシャーもあってかフォームを崩し140kmも越えない状態になってしまいました。その後復活して3年生となった2011年の夏の甲子園に登場しますが4回途中で5失点で降板してしまいます。

 ドラフトではプロ志望届けを提出して待つも11球団が指名を終え、あきらめかけた時、横浜DeNAがドラフト9位で伊藤拓郎投手を指名、ドラフト会議で最後の最後となる指名を受けました。


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