2012年ドラフト採点!

2012年ドラフトの各球団の採点です!

球団 点数 総評(ざっくりと) ※個別評価は1球団づつ行います
横浜DeNA 90

 1位白崎浩之選手は貴重な右の強打者でしかも遊撃手。まずは遊撃手の可能性を見極めて、梶谷や渡辺を追いやる力があれば最高だ。打撃を活かすならばサードに転向するかもしれないが、チームに足りない3番を打つ選手になってほしい。

 ただしチームは投手も課題で、1位で東浜巨投手を外し、外れ1位で白崎選手を指名した所でエース格の投手の獲得は難しいかと思われた。しかし2位指名で法大・三嶋一輝投手が残っておりうれしい指名となった。三嶋投手はリリーフとして山口を先発にもできるが、三嶋投手が先発としても十分活躍できる力がある。

  また3位の井納翔一投手も本格派投手で斎藤隆のようになるかもしれない。4位以降も即戦力で固め、安部投手、宮崎投手といった社会人で実績のある選手を獲得した。

 即戦力に偏った指名だが去年は1人を除いて8人高校生を獲得したのだから問題無い。投手投手と言われがちだが得点力不足の打線にも、内外野に長打力を期待できる選手を獲得しポジション的にバランスの良い指名となった。

オリックス 80

 またしても1位、外れ1位を外す結果となってしまった。藤浪晋太郎投手、松永昂大投手が取れれば確実性が増したものの、松葉貴大投手までは1位圏内として想定していた選手だと思うので、まずまずだろう。2位・佐藤峻一投手は能力が高く期待でき、3位で大学NO1の打てる捕手・伏見選手を獲得した。伊藤などに攻撃面で勝るとみられ、ディフェンス面での成長が捕手として成功するかの鍵となる。

 4位以降は将来性を期待しての指名が続く。武田選手、戸田投手は未完の大器、森本投手は172cmと小柄ながら147kmの速球を武器にするピリッと辛い投手。

 全体では左腕投手、捕手のポジションを獲得でき、課題を克服できそうな感じだろう。1位の松葉投手には評価が挙がりきらない所があったが、プロではそれが課題になるかもしれない。

阪神 100

 1位藤浪晋太郎投手の指名はみごと!また2位の北條史也選手も甲子園4本塁打のスラッガーで、即戦力のエースと、課題のポスト鳥谷候補を1回のドラフトで獲得できた。これ以上は無い指名だろう。

 3位の田面投手は150kmを投げるが快速球というよりは重い球を投げる。阪神の安藤投手のような活躍ができれば良い。課題の捕手の候補として評価していた小豆畑捕手を4位で獲得でき、金田投手の他、素質十分でケガさえなければ上位候補だったかもしれない緒方選手も獲得でき、最高のドラフトだった。

 全体的に100点を超す得点を与えられる。

千葉ロッテ 90

 1位ではサプライズは無く、藤浪投手は予想できた。外してしまったものの、社会人屈指の左腕・松永昂大投手を獲得できて成功といえる。

 2位でも左腕の川満寛弥投手を獲得できた。この投手も千葉ロッテにいる左腕投手にはいないタイプで、昨年の藤岡、中後と合わせてバラエティーに富んだ左腕投手陣となりそうだ。

 3位の田村龍弘捕手は秀逸の指名と思った。打撃センスではトップと言え、捕手で伸ばすことができれば、里崎を越えるほどの打てる捕手となりそうだ。サードで今江と競わせても良く楽しみな選手だ。

 4位加藤翔大選手は俊足強肩の外野手で、岡田、荻野、伊志嶺がいながらまだ指名するかといったような感じだ。

 全体的には左腕や外野手など層の厚いポジションとも思えるが、4人とも楽しみな選手が揃った。

広島東洋 70

 単独指名を狙って森投手を狙ったのに指名重複してしまい、ショックが尾を引いたようなドラフトとなってしまった。外れ1位の増田達至投手も獲得できず、ここで三嶋投手を指名するのかと思えば、高橋大樹選手の指名となった。高橋選手には去年より、かなり力を入れてマークしており絶対に欲しかった選手なのだろうが、バタバタした感じは否めない。

 2位の鈴木誠也選手は広島らしい指名、巨人なども狙っておりこの順位で指名した。内野手で育てるという事で堂林のように育つか楽しみな選手。また絶対欲しいと言っていた上本選手の指名も既定路線だろう。下水流選手は長打力に俊足を併せ持ち、美間選手も145kmを投げる素質の高い投手。

 全体的には先に述べたとおり全体的に地味な指名となってしまったが、みんな素質の高い選手だし、将来性のある野手が揃い層が厚くなった。70点だがこういう年の選手にこそ期待したい!

東北楽天 100

 1位指名はまさかの森雄大投手で広島の野望を砕いた。また2位則本投手も20奪三振を奪う活きの良い選手。左右の先発が揃いそうな楽しみな指名となった。

 3位の大塚投手も世界大会で実証済みで、1年目から左の中継ぎとしてチームの穴を埋めるかもしれない。4位下妻選手は素材型の捕手で能力が高いだけに、1から指導できる人に指導してもらいたい。

 島井選手は高い能力を持ちながらいろいろあって伸び悩んでいた選手、6位の柿澤投手は地肩が強く、軽く140km後半を出せる選手だが野手としての素質も高く、下位指名ということからも早めに野手に転向ということもあるかもしれない。

東京ヤクルト 80

 1位で藤浪晋太郎投手を外し、去年と同じく外れ1位は確実な指名で石山泰稚投手を指名した。角度のあるストレートと落差のある変化球で安定感があり、2位小川投手も36勝の抜群の安定感がある。凄さは無いものの、館山投手や石川投手のようなチームをの屋台骨になるかもしれない。

 田川投手は148kmの速球を投げるがまだまだ成長途中で、もし今回ドラフトで指名がなければ、3年後4年後はドラフト1位候補として名前が挙がった選手かもしれない。

 ワイテックの江村投手、香川の星野投手など実績を積んだ選手を指名し、谷内選手を6位で指名、7位の大場投手は超素材型でバラエティに富んだ指名となった。

 全体的には投手が多かったがいろんなタイプがあり、特に田川投手、大場投手の育成には期待したい。

福岡ソフトバンク 100

 高校時代から追っていた東浜投手を獲得できた。東都リーグ奪三振記録を塗り替えた相手の大場翔太投手がいるのは面白い。1年目からバリバリ投げてくれるだろう。武田投手とどちらが安定感があり勝ち星を上げられるかが今から楽しみ。ただし、大学での投げすぎでは昨年の藤岡貴裕投手がシーズン途中でダウンしてしまうなど影響はありそうだ。

 2位で左腕の伊藤投手を持ってきた。意外性はあったもののこれくらいの評価をしても違和感の無い選手。遊撃手の候補として高田選手を獲得でき、獲得ができないと思われた真砂選手を4位で、笠原投手を5位で指名できたのもポイントは高い。またアンダースローの山中投手がどんな活躍をするのか非常に楽しみ。西武の牧田投手のような活躍ぶりを見せるかもしれない。

 全体的に阪神のような派手さは無いが、取れないと思った選手も指名することができ大満足のドラフトだっただろう。

中日 100

1位福谷、2位濱田、そして3位の古本まで予定通りの指名となり大成功といえる。福谷投手は今年こそ目立たなかったが1年2年での投球ができれば1年目から10勝できる投手だ。古本選手も目のケガがあったとしても、それまでの活躍で打撃と特にプロでもトップクラスになるであろう強肩は3位指名に値する。

 4位で東京六大学のスラッガー杉山選手に5位で身体能力抜群の溝脇選手を獲得し野手の層も非常に厚くなりそうだ。

 井上投手は即戦力の先発として若松投手もキレのある速球で期待したい。全体的に安定感のある指名で投手、捕手、外野手、将来性、即戦力とバランスよく指名ができた。

埼玉西武 90

 1位はサプライズはなく東浜巨投手の指名。抽選では外すも外れ1位で増田投手を抽選で獲得しまずまずとなった。大石は一度先発に転向させたが結局後ろを投げるようになっている。増田投手はそのままリリーフで使い、涌井投手を先発に戻したい。

 また2位では相内投手を高く評価して指名してきた。これはやや驚いたが、11球団が注目した投手でパワーがつけば涌井投手のような感じになるかもしれない。3位金子選手もポスト中島として獲得したかった選手を確実に指名できた。これも大成功。

 4位の高橋投手はおもしろい。伸びてくるストレートはプロでも1年目から活躍できると思っている。5位は佐藤投手の指名、これは予想できた。西武は連日複数のスカウトが佐藤投手を視察しており、獲得できて良かったと思っているだろう。

 東浜投手は外したものの内野手もリリーフも左腕も獲得でき、将来性にも楽しみな選手も取れた。こちらも大成功。

読売 90

 1位で2年越しの菅野投手を単独で獲得でき、2位でも大累選手を高く評価の指名となった。あえて言うならば昨年取るべき選手を今年獲得し、今年の藤浪や東浜といった選手の獲得ができなかったことはマイナスとしたい。

 3位辻選手は非常に面白い。この指名は予想できた。180cmの大型遊撃手でホームランを連発する非常に楽しみな選手。4位の公文投手は力感は無いように見えるが150kmを投げる左腕で貴重だろう。プロでは少し工夫が必要な感じがするがどのようなスタイルになるのか楽しみだ。

 伏見捕手は獲得できなかったものの坂口選手を指名できた。当たった時の迫力は折り紙つき。

 全体的には安全で確実な指名となった。チーム力が高い余裕があるかできる指名だろう。

北海道日本ハム 90

 1位は大谷投手の指名で素直に評価したい。今年の超目玉の一人を指名でき成功と言える。これからどんな交渉となるのか見守りたい。ファンが声を上げる事も大谷投手の気持ちを変えるきっかけなるかもしれない。2位森本選手は超素材型のスラッガー、とにかく強いとかパワーとかそういう言葉が似合う選手で、どんどん強い選手として成長してほしい。

 鍵谷陽平投手は飛び抜ける活躍は見せられなかったが150kmの速球と東都での活躍は折り紙つきで、地元北海道に錦を飾りたい。4位宇佐美選手も素材型のスラッガー、とにかく良い素材を育てたいという栗山監督の意識があふれている感じだ。

 5位からは打って変って実績重視の指名、新垣投手は若干社会人慣れしてしまった感じもあるが、毎年エースとして活躍している。屋宜投手、河野投手は社会人で中継ぎとしてピンチで登板して経験を積んできた選手。即戦力として期待したい。


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