北海道日本ハム、花巻東・大谷翔平選手両親と10日に交渉

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 北海道日本ハムがドラフト会議で1位指名した大谷翔平投手と10日に入団交渉を行うことを発表した。前回の指名挨拶の時は大谷投手本人も同席したが、今回は本人は同席せず両親との交渉となる。

 状況を確認すると、大谷投手本人は国内かメジャー挑戦を悩んだ末にメジャー挑戦を表明している。両親は最初は国内球団を勧めたものの最終的には本人の意思に任せメジャー挑戦を容認した。北海道日本ハムは前回の指名挨拶で指名の経緯を説明をしている。

 今回はおそらくダルビッシュ投手の育成プランの説明など、メジャーとの育成の違いなどを説明し、金額の提示まで行うことになると見られる。特に金額の提示は国内球団は12球団の取り決めで契約金1億円という上限が決まってしまっているため、メジャー球団が先に交渉できないとはいえ、数億円を提示すると予想される事から戦いようが無い状況だ。

 最終的には、20日まで予定が詰まっていると言っていた栗山監督が、21日以降に訪問し本人に直接説得を試みることになり、最後の本人の判断という流れになりそうだ。しかし、日本シリーズで敗れて吉井コーチなど複数の首脳陣が退団してしまった栗山監督も、少し流れが悪くなっている印象もある。

 

 メジャーへの挑戦を表明している花巻東の160キロ右腕・大谷翔平投手(18)をドラフト1位指名した日本ハムが、10日に岩手・花巻市内で3度目の指名あいさつを行う。山田正雄GM、大渕隆スカウトディレクターが、両親と面談する予定。大谷本人は同席しないという。

 

 ドラフト翌日の10月26日に初めて行った指名あいさつでは、本人と会えなかったが、2日に奥州市内の自宅を訪れて大谷との面会を果たした。球団としては、栗山監督の出馬までには状況を好転させたいところだ。

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