高校生24人、大学生21人、社会人31人の合計76人が指名された2013年のドラフト会議、この中で1年目から活躍しそうな選手を予想してみます。
1年目活躍予想
ピンク色が濃くなるほど、1年目から活躍が期待できる選手。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位以下 | |
F | 渡邉諒 内 東海大甲府 |
浦野博司 投 セガサミー |
岡大海 外 明大 |
高梨裕稔 投 山梨学院大 |
金平将至 左投 東海理化 |
白村明弘 投 慶大 |
岸里亮佑 外 花巻東 |
石川亮 捕 帝京高 |
YS | 杉浦稔大 投 国学大 |
西浦直亨 内 法大 |
秋吉亮 投 パナソニック |
岩橋慶侍 左投 京産大 |
児山祐斗 左投 関西高 |
藤井亮太 捕 シティライト |
—– | —- |
Bs | 吉田一将 投 JR東日本 |
東明大貴 投 富士重工 |
若月健矢 捕 花咲徳栄 |
園部聡 内 聖光学院 |
吉田雄人 外 北照 |
奥浪鏡 内 創志学園高 |
柴田健斗 投 信濃グランセローズ |
大山暁史 左投 セガサミー |
YD | 柿田裕太 投 日本生命 |
平田真吾 投 Honda熊本 |
嶺井博希 捕 亜大 |
三上朋也 投 JX-ENEOS |
関根大気 外 東邦高 |
山下峻 左投 松本大 |
—– | —- |
H | 加治屋蓮 投 JR九州 |
森唯斗 投 三菱自動車倉敷 |
岡本健 投 かずさマジック |
上林誠知 外 仙台育英 |
選択終了 | —– | —– | —– |
D | 鈴木翔太 投 聖隷クリストファー |
又吉克樹 投 香川オリーブガイナーズ |
桂依央利 捕 大商大 |
阿知羅拓馬 投 JR東日本 |
祖父江大輔 投 トヨタ自動車 |
藤澤拓斗 内 西濃運輸 |
—– | —- |
M | 石川歩 投 東京ガス |
吉田裕太 捕 立正大 |
三木亮 内 上武大 |
吉原正平 投 日本生命 |
井上晴哉 内 日本生命 |
二木康太 投 鹿児島情報 |
—– | —- |
C | 大瀬良大地 投 九共大 |
九里亜蓮 投 亜大 |
田中広輔 内 JR東日本 |
西原圭大 投 ニチダイ |
中村祐太 投 関東一 |
選択終了 | —- | —- |
L | 森友哉 捕 大阪桐蔭 |
山川穂高 内 富士大 |
豊田拓矢 投 TDK |
金子一輝 内 日大藤沢 |
山口嵩之 投 トヨタ自動車東日本 |
岡田雅利 捕 大阪ガス |
福倉健太郎 投 第一工業大 |
—– |
T | 岩貞祐太 左投 横浜商大 |
横田慎太郎 外 鹿児島実 |
陽川尚将 内 東農大 |
梅野隆太郎 捕 福岡大 |
山本翔也 投 王子 |
岩崎優 左投 国士舘大 |
—– | —- |
E | 松井裕樹 左投 桐光学園 |
内田靖人 内 常総学院 |
濱矢廣大 左投 Honda鈴鹿 |
古川侑利 投 有田工 |
西宮悠介 左投 横浜商大 |
横山貴明 投 早大 |
相原和友 左投 七十七銀行 |
相沢晋 投 日本製紙石巻 今野龍太 投 岩出山高// |
G | 小林誠司 捕 日本生命 |
和田恋 内 高知高 |
田口麗斗 左投 新庄 |
奥村展征 内 日大山形 |
平良拳太郎 投 北山高 |
—– | —- | —- |
ポイント
ポイントとしてはまずポジションで、1つの枠しかない、捕手は1年目からポジションを奪うのは難易度が最も高い。また他の野手のポジションについても、枠が少なく1年目から奪うのは至難の業といえる。しかし投手は、先発は5,6枚程度だがリリーフでのチャンスもあり、また1年間通していく上でチャンスは多い。
次にチーム状況で、チャンスの大きい投手でも、頭数が絶対的に足りないチームであれば1年目から出場する機会が増える。横浜DeNAやオリックス、福岡ソフトバンクや中日、東京ヤクルト、北海道日本ハムなどはチャンスが多いと見られる。
次に実戦経験や実力で、特に今年活躍できた選手は、すぐにキャンプでも登板でき、すぐに1軍という判断が示される。しかし、今年活躍できなかった選手は、キャンプでゆっくりめのスタートとなり、首脳陣から「ゆっくりと育成する」という判断になった時点で、今年前半の出場は難しくなる。
最後のドラフト順位。やはりドラフト上位の方が首脳陣からも報道陣からも期待されている。しかし、下位指名でもキャンプで活躍を見せれば、開幕1軍に抜擢される可能性がある。
トップは吉田一将投手
来年最も可能性が高そうなのが、オリックスドラフト1位の吉田一将投手。実戦経験も実力もあり、今年1年間を通して好投を続けた。さらに先発不足のオリックスでドラフト1位、投手という事もあり、よほどの事がない限り開幕1軍を逃す事はないと思う。そして経験させる事も含めて、ケガなどが無いかぎり1年間を通して使われるのではないだろうか。今年の小川泰弘投手や則本昂大投手のように16勝、15勝というのは驚異的な数字だが、10勝前後には手が届くと思う。
時点は12投手
時点では広島の大瀬良大地投手など11投手を挙げた。大瀬良投手は実力的には申し分なく、大竹の穴の空いた広島という事もありチャンスはあるが、今年が大学に入って最も苦しんだ年で、侍JAPANで戦った台湾戦でも勝利投手になったもののストレートははじき返され、やや苦しんだ。速球は申し分無い変化球の精度などで苦しむかもしれない。
逆に九里亜蓮投手は抜群の安定感を見せる。球威がもう少し欲しいが、野村祐輔投手のように体力があり、球速も伸びると見られ、コントロールがある分、大瀬良投手よりも先に勝利を得るかもしれない。
東明大貴投手、森唯斗投手、岡本健投手、吉原正平投手、祖父江大輔投手はリリーフとして重宝されそうな速球派タイプで、それぞれのチームもリリーフの駒不足であり、フル回転で活躍する可能性が高いと見られる。この中でも、岡本健投手は速球とコントロールがありNO1の活躍を見せるかもしれない。ただし若いので先発として育てたいところもある。
横浜DeNAの平田真吾投手と三上朋也投手は直近の大会でも素晴らしい投球を見せ、また中畑監督も1軍ローテ入りを示唆するなど期待度が高い。1位の柿田裕太投手は今シーズンへばった所があり、体力で上のこの二人が1年間通して活躍できるかもしれない。阪神の岩貞祐太投手も能見投手など左腕がいるものの、1年目からやれそうだ。ただし、速球派のため、リリーフに回る可能性もある。
可能性があるのは松井裕樹投手など
ドラフトの目玉だった松井裕樹投手、チャンスをもらえば結果を残しそうだが、現在投球スタイルを追求している段階で、出てきてもシーズン後半と見る。また石川歩投手は、リリーフでは即戦力だが、先発では成長途中の投手だと思っている。千葉ロッテはリリーフに戦力が揃うため、先発として少しゆっくり育てていくのではないかと思う。
広島の田中広輔選手は、内野手では即戦力と見ているが、菊池翔太選手などの内野陣からポジションを奪えるか、東北楽天の横山投手はドラフト6位ではあるが、リリーフ陣の薄い楽天投手陣の中で存在感を見せるかもしれない。
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