巨人はドラフト6位で指名した岩倉高校の巽大介投手と、契約金2000万円、年俸540万円で仮契約を交わした。
巨人ドラフト6位・巽大介投手
巽投手は183cm84kgの大型左腕で最速146キロを投げる。岩倉高校は野球の強豪として知られるが、巽投手の名前はそれほど聞こえておらず、春季東京大会で長身左腕投手が話題となり巨人が山下スカウト部長など5人のスカウトで視察していた。山下スカウト部長は「非常に体のバランス、素質が良い楽しみな投手。1軍で活躍するためにじっくりと育てていきたい」と話した。
阪神ドラフト4位・望月惇志投手
阪神はドラフト4位で指名した横浜創学館の望月惇志投手と、契約金4000万円、年俸500万円で仮契約を交わした。望月投手は188cm84kgの大型右腕で最速148キロを計測する。コントロールに課題がありながらも力のある投手として1年時から注目されていた。素材として魅力十分の投手で、育成の力が試される投手でもある。
日本ハムドラフト8位・姫野優也選手
北海道日本ハムはドラフト8位で指名した大阪偕星学園の姫野優也選手と、契約金1500万円、年俸470万円で仮契約を交わした。姫野選手は1年時は天理高校に入団したものの途中で退学し大阪偕星学園に転向した。規定により3年生からの公式戦出場となったが、春の大会では打撃でも投手としても活躍を見せると、夏は大阪桐蔭を破って甲子園出場を決め、甲子園でもホームランを放っている。
甲子園では投手としての登板のスカウトは期待していたという。日本ハムは外野手として指名している。
東北楽天ドラフト7位・村林一輝選手
東北楽天はドラフト7位で指名した大塚高校の村林一輝選手と、契約金2000万円、年俸500万円で仮契約を交わした。村林投手はエースとしても公立高校の星として注目されたが、1年時は遊撃手として抜群のセンスを見せており、担当の愛敬尚史スカウトも「グラブさばきが柔らかく、とにかく守備が上手。将来的に遊撃の正選手になってほしい」と遊撃手として育てていくことを決めている。
村林選手も遊撃手としてのプレーを望んでおり「松井選手のように努力して、いずれは日本を代表する遊撃手になりたい」と目標を掲げた。
オリックスドラフト10位・杉本裕太郎選手
オリックスはドラフト10位で指名したJR西日本の杉本裕太郎選手と、契約金2000万円、年俸600万円で仮契約を交わした。杉本選手は青山学院大時代も188cm80kgの外野手として注目され長打力だけでなく50m6.2秒の足でサイクルヒットなども記録していた。現在は190cmとなる大型スラッガーとして注目されている。杉本選手は「一人でも多くのファンに愛される選手を目指す」と話した。豪快な一発に迫力のある足、そして高校時代は投手だった強肩でファンを魅了する選手になってほしい。
育成選手も続々仮契約
巨人は育成ドラフト1位で指名した徳島インディゴソックスの増田大輝選手と支度金300万円、年俸240万円で仮契約を結んだ。近畿大を途中で退学して徳島入りをしていた選手で守備も足もある選手。
また巨人は武蔵ヒートベアーズ出身で、育成ドラフト2位で指名した小林大誠選手、4位の田島洸成選手、5位の大竹秀義投手、7位の矢島陽平とそれぞれ支度金300万円、年俸240万円で仮契約を交わした。
福岡ソフトバンクは育成ドラフト3位で指名した東農大北海道オホーツクの樋越優一捕手と支度金300万円、年俸400万円で仮契約した。チームでは風張蓮投手や玉井大翔投手、井口和朋投手としった投手陣をリードした。
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