今秋のドラフト会議が、10月11日に開催する予定であることがわかった。ペナントレース中に行われることになる。
アマチュア側から要望
ドラフト会議は例年、ペナントレースとCSが終了し、日本シリーズの開幕前におこなわれており、10月の下旬に行われていた。昨年は東京オリンピックが開催されるため11月5日に予定されていたが、五輪が中止となり、ドラフト会議は10月26日に前倒しで行われた。
今年も東京オリンピックの予定があり、その期間、ペナントレースは中断される。そのため、昨年予定されていたのと同様の日程で11月開催かと思われたが、アマチュア側より早期実施の要望が挙がっており、ペナントレース中の10月11日に行う予定となった。
アマチュア選手はプロ一本でドラフト会議を待ち、指名漏れとなるとそこから進路を探さなければならない。11月ではすでに受け入れる側も入部する選手の枠が埋まってしまっていることも少なくなく、進路を決めるのが大変だった。
10月の中旬に行われることとなり、秋のアピールの期間が短くなることになる。高校生の日程はほぼ終わっているが、大学生は秋季リーグ戦の中盤くらい。また社会人は11月に行われる都市対抗に向けた予選が、ギリギリ終わるかまだ開催中の地区もある。大学生、社会人は春から夏にかけてのアピールが重要になりそうだ。
プロ側は戦力外の通告期間後のタイミングで、来年の戦力の構想が固まっている時期だと思われる。スカウト会議などが行われる時期ではあるが、それほど影響はなさそうだ。ただし、ドラフト会議でのウェーバー順などがシーズン途中の成績で決まることになり、指名順は直前まで確定していない状況となる。


コメント
法大の大本遼。ヤマハの大本拓海。は、指名させるのか?