2023年のドラフト会議でも、いくつかサプライズ指名がありました。当日の動きとともに紹介します。
サプライズ指名
1位指名は？
1位指名ではロッテ・度会隆輝選手の指名が、DeNAに続いて3球団目となったことで会場が盛り上がったものの、これは予想できた指名で、当サイトの仮想ドラフトでも中日と千葉ロッテが度会選手に指名重複しており予想できた。
オリックス・横山聖哉選手の1位指名も、指名予想のパターン1で2位と予想しており、これも予想はできた。
一番驚いたのは阪神の下村海翔投手で、スカウト評価的にもあまりなかった選手で、右投手で行くとしていた事から、常広投手か西舘勇陽投手と予想していた。岡田監督が非公表にこだわったのは単独1位指名狙い、そして前々日に関西の選手の指名を匂わせたことも、かなり戦略的だった可能性が出てきた。
その他、1位の抽選が続いたものの、予想通りの選手が指名されてゆき、抽選されていった。そして2位以降へと進んでいく。
巨人2位・森田駿哉投手（Honda鈴鹿）
26歳の投手で、今年の社会人ではトヨタ自動車の嘉陽投手がNO.1、森田投手がNO.2と評価できたものの、4位くらいでと思っていた。今年の社会人トップクラスの選手をその評価通りに2位で指名した巨人の凄さを感じたが、他球団が2位3位で狙っているという情報もあったかもしれない。
ちなみに巨人の3位・佐々木俊輔選手、4位・泉口友汰選手、5位・又木鉄平投手は予想は出来なかったものの、もう驚きはしなかった。
埼玉西武7位・糸川亮太投手（ENEOS）
糸川投手自体は大学の頃から名前も挙がっており、昨年も指名解禁投手として見ていた。しかし都市対抗本戦の2試合で登板がなく、候補から外してしまっていた。逆に、ENEOSで力強い球を投げていた関根智輝投手は、あれだけの投球をしていながらスポーツ紙の候補リストにもあまり名前が載っておらず、指名は無いだろうと思いながらも実際になかったのは不思議だった。何かあるのだろうか。
支配下指名でサプライズはこのくらい、千葉ロッテ2位の大谷輝龍投手、阪神2位の椎葉剛投手は、個人的に評価はBランクとしていて、2位指名も予想できた。しかし2人連続で来るとは思っていなかった。
中日育成4位・川上理偉選手（九州AL大分）
ヤクルトの育成ドラフト1位で台湾でプレーしていた高橋翔聖投手も事前の情報により、他の121人はデータベースに登録されていたが、川上選手だけ未登録だった。現在でもどんな選手かわからない。
今年は独立リーグの選手の指名が多かったが、SNSや大谷投手、椎葉投手の投球を見て他の選手もチェックをすることが多くなっおり、それによって大体の選手は映像で見れていたのは助かった。勉強していてよかった。
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