今年は3月生まれのドラフト1位指名選手が3人も、早生まれ選手は不利に

スポーツニッポンでは誕生月とドラフトの関係を調べ、早生まれ選手がドラフトで不利になっていることを調べたデータがあったので紹介する。

誕生月で差

スポーツニッポンの記事では、1965年から今年まで、1位指名(自由枠なども含む)された選手668人のうち、誕生月によって差があることを紹介している。

4月2日〜6月生まれ 244人 36・6%
7月〜9月生まれ   200人 30・0%
10月〜12月生まれ 125人 18・7%
1月〜4月1日生まれ 98人  14・7%

プロ野球選手全体でも誕生月で4月から3月までの人数で比べると、特に4月から6月など3か月ごとに区切るとはっきりと相関関係がみられ、大体上記のドラフト1位指名選手と同じくらいに割合になっている。

これは高校野球で甲子園に出場した選手の誕生月でも統計データとして示されていたり、他のスポーツでも見られる。単純に3月生まれの選手は前年の4月生まれの選手に比べて約1年の成長の時間の差があり、それを学年で区切って選手を選考したりすると、特に高校生などではどうしても不利になる。

今年は3月生まれのドラフト1位が3人

しかし今年のドラフト会議では東京ヤクルトの村上宗隆選手が2月2日生まれ、中日の鈴木博司投手が3月22日生まれ、巨人・鍬原拓也投手が3月26日生まれ、福岡ソフトバンク・吉住晴斗投手が3月12日生まれと、早生まれのドラフト1位指名選手は4人おり、その中でも3月生まれの選手が3人いる珍しい年となった。

これまでのドラフト1位指名選手で、3月生まれの選手は26人、月別の割合にすると3.9%で、単純に12か月で割る8.33%よりも非常に少ない数字となっている。

今年の新人王、源田壮亮選手は2月16日生まれで、2005年の青木宣親選手以来の早生まれ新人王だった。3月生まれの新人王は過去に山内泰幸投手一人しかいない。しかし、3月20日生まれの阿部慎之助選手、4月1日生まれの桑田真澄投手などもおり、プロで活躍できないというものではない。

プロでは学年の差は無くなる。同期入団だったとしても高校、大学、社会人の選手がいるし、戦う相手は年齢は関係ない。早生まれの選手は、同学年の選手の体の差を埋めてきており成長のスピードは速いのかもしれない。鈴木投手、鍬原投手、吉住投手の成長に注目したい。

2017ドラフト指名選手

1965年に始まったドラフト会議。53回の歴史で、1位(自由獲得枠、2次ドラフト1位を含む)で入団した選手は668人いる。誕生日不明の1人を除く667人のうち、3月生まれは26人。3・9%という割合は100を12カ月で割った解「8・33…」より相当低い。同一年で3月生まれの1位が2人いたのは1978、88、92、2005年の4度。今年の3人は史上初だった。667人を四半期ごとに分類してみた。


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