四国アイランドリーグ・徳島の148キロ右腕・戸田懐生投手、高校退学からプロへ

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四国アイランドリーグ・徳島インディゴソックスの戸田懐生投手が、148キロの速球を投げる投手として、今年のドラフト候補として注目される。東海大菅生2年時に夏の甲子園に出場し、青森山田戦で9回1失点の投球を見せていた。

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肘の痛みで高校退学

戸田懐生投手は2年生夏の甲子園(2017年)に出場すると、3回戦の青森山田戦に先発し、9回1失点の好投を見せるなど活躍、チームの全国ベスト4進出に大きく貢献をし、ドラフト候補としても注目された。

しかし、その秋から右ひじの痛みが出て、その故障の影響もあり高校を退学した。その後は、通信制のKTCおおぞら高等学院で勉強をしていたものの、徐々にひじの痛みが消えて行き、昨年6月に東海大菅生の顧問に相談して四国アイランドリーグの徳島に後期リーグから加入した。

すると最速148キロからのキレのある速球を見せ、リリーフエースとして19回1/3で21三振を奪う快投を見せ、チームの日本一に貢献した。この投球がプロのスカウトの目に留まり、今年はドラフト候補として注目されていた。

今年は先発で投げる事が予定されており、2月には韓国の高校を相手に8者連続三振を記録した。2月26日には埼玉西武2軍との練習試合で2回2失点をしたが、「プロの打者は空振りの確率は低い。直球の回転数やスピードをより磨きたい」と投球フォームも2段モーション気味にし、リリースを安定させた。

リーグ戦は新型コロナウイルスの影響でいまだ始まっておらず、6月中旬以降の開幕を目指している。それでも戸田投手は、砂浜でランニングやキャッチボールを行い、準備をする。

リーグ戦が開幕し、短い期間の間に大きくアピールをして、秋のドラフト会議での指名を勝ち取りたい。

徳島インディゴソックスのドラフト候補選手の動画とみんなの評価

徳島で夢に近づいた19歳 スポーツニッポン紙面 2020/5/22

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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