148キロ右腕、BC・新潟の海老塚耕作投手「上位指名でプロ入り」目指す

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プロが注目するBCリーグ・新潟アルビレックスの海老塚耕作投手が、「NPBドラフト上位指名でプロ入り」と目標を話した。

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投手としての素質は長谷川より上

この日、新潟アルビレックスは信濃グランセローズとオープン戦の予定だったが雨のため中止となった。先発予定だった海老塚耕作投手は、3月31日のオープン戦以来の登板の予定だったが、「メリハリのある投球をしたかった」と話した。

その後、シート打撃で投球をすると、打者7人にそれぞれ5球ずつ35球を投げ、安打性の当たりは2本だけだった。最速148キロの速球を投げるが、質の高いスライダーとフォークをコーナーに投げるピッチングが武器で、この日も「真っすぐでカウントを整えて、決めるところで変化球」と、味方打線を抑えた。

昨年はリリーフで登板し、11セーブを記録した。しかし、ドラフト会議では指名されず、今季は清水監督に直訴して先発に転向した。「NPBドラフト上位指名でプロ入り」と目標を設定し、「プロのスカウトに先発もできるところを見てもらいたい」と話す。

チームからは昨年のドラフト会議で、長谷川凌汰投手が育成ドラフト3位で指名されたが、清水監督は、「投手としての素質は凌汰より上。NPB側にもっと見てもらいたい」と話し、海老塚投手を春には今年の開幕投手に決めている。

2月には長谷川投手のいる北海道日本ハムで、打撃投手として参加をしたという海老塚投手、「凌汰さん以上の成績を残さないと」と話し、「15勝以上。投げた試合はすべて勝つ。球速150キロは出したい」と、ドラフト上位指名に向けて意気込みを語った。

BCリーグは20日から開幕するが、海老塚投手のピッチングが注目される。

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新人だった昨季は抑えで11セーブをマーク。今季は清水監督に直訴して、先発に転向した。「プロのスカウトに先発もできるところを見てもらいたい」。目標は「NPBドラフト上位指名でプロ入り」。先発転向はそのためのステップだ。清水監督は「投手としての素質は凌汰より上。NPB側にもっと見てもらいたい」と、昨季のエースで育成3位で日本ハム入りした長谷川凌汰投手(24)以上の好素材と評価する。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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