茨城アストロプラネッツの薄井章太郎投手はオーバー&アンダースローでプロ入り目指す

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BCリーグ・茨城アストロプラネッツの薄井章太郎投手は、オーバースローとアンダースローの二刀流でNPB入りを目指す。

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先輩が手本

薄井章太郎選手は180cm87kgの投手で、専大松戸、専修大でプレーをしていた。高校では投手兼内野手、大学では投手としてプレーをしたが大学で故障し、卒業後は証券会社に就職をしていた。

そこで出会いがある。福島県いわき市に配属され、証券の取り込み営業をしていた時、いわき菊田クラブで監督をしている川辺監督の自宅に訪問すると、クラブで再び野球をすることになる。クラブではオーバースローとともにアンダースローにも挑戦をした。

お手本がある。オーバースローは専大松戸の先輩でパ・リーグを代表する投手の北海道日本ハム・上沢投手、アンダースローは、同じく専大松戸の1つ上の先輩で、福岡ソフトバンクの高橋礼投手だ。ともにプロで活躍する先輩で、「良い投手の真似をすることが上手くなるための近道だと思います」と話し、フォームをコピーしていった。

オーバースローとアンダースローの二刀流で徐々に成績を残すようになり、今年1月に証券会社を辞め、BCリーグの茨城アストロプラネッツに入団する。6月18日の試合では1回2/3を投げてノーヒット2奪三振の好投を見せるなど、リリーフとして二刀流で結果を残している。

目標はNPB入り、「もっと圧倒するくらいの力を手に入れたい。1つずつ課題をクリアしてNPBにいきたいです」と話した。NPBで二刀流の薄井投手を見られるか、今年の活躍を更に注目したい。

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「良い投手の真似をすることが上手くなるための近道だと思います」。母校・専大松戸のOB2人の投球を動画で研究。最速142キロを計測する上手投げは日本ハム・上沢、制球力抜群の下手投げはソフトバンク・高橋礼を教科書に技量を高めている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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