横浜DeNAのドラフト2位・三嶋一輝投手、3位・井納翔一投手、5位・安部建輝投手がフリー打撃に登板し、三嶋投手は低めの制球に苦しんだものの最速144km/hを記録し55球を投げてヒット性の当たりは3本と実力を見せた。
力は十分見せたが三嶋投手は高めのストレートに威力があるが、課題は低めのストレートと新たな変化球の取得という事になりそうだ。
NTT西日本でエースとして君臨したドラフト5位の安部建輝投手も持ち前の低めの制球を見せ、中畑監督も絶賛した。そして最も注目されたのはドラフト3位・井納翔一投手、188cmの長身から角度のある低めのストレートと変化球で、47球を投げてヒット性の当たりを3本に抑えると、「一番雰囲気があった。ルーキーという感じではない」と中畑監督が絶賛した。
井納翔一投手は昨年の都市対抗野球のトヨタ自動車戦で完投勝利を上げるピッチングを見せたが、角度のあるストレートで東京ヤクルト1位・石山泰稚投手(ヤマハ)、千葉ロッテ1位・松永昂大投手(大阪ガス・パナソニック補強選手)などと共にA評価をした。26歳と遅咲きだが、十分活躍できる投手だと思う。
三者三様で活躍をしてほしい。
DeNA・中畑清監督(59)が6日、今キャンプで初めてフリー打撃に登板したドラフト2位・三嶋一輝投手(22)=法大=、同3位・井納翔一投手(26)=NTT東日本=、同5位・安部建輝投手(26)=NTT西日本=に、先発ローテーション候補として合格点を与えた。
三嶋は最速144キロを計測。制球に苦しんだが、赤堀、桑原を相手に55球を投げ、安打性の当たりは3本。井納、安部も打者2人を3安打ずつに抑えた。中畑監督は「三嶋は荒々しさが魅力。制球の乱れ? ボール球を振らせる投手になれば大丈夫」とうなずき、「井納は雰囲気がある。生意気そうなところがいい。安部は低めの制球がいいね」と満足げに振り返った。
DeNAドラフト3位・井納(NTT東日本)がフリー打撃に初登板。変化球を試しながら47球で安打性の当たりを3本だけに抑え、1メートル88の長身右腕は「低めの球はいい球が行っていた」と振り返った。
同じ新人の三嶋(法大)と安部(NTT西日本)も打者相手に投げたが、中畑監督が最も評価したのが井納。「一番雰囲気があった。ルーキーという感じではない」と褒め言葉を並べた。
コメント