横浜DeNAは、ドラフト2位で指名した早稲田大の徳山壮磨投手と、契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約を交わした。番長がサプライズで交渉の場に同席した。
またもサプライズ
徳山壮磨投手は、大阪桐蔭時代にセンバツで優勝を果たし、東京六大学でも2年春に3勝1敗の成績を残した。その後、好不調もあったが今春に3勝2敗、この秋は新型コロナの影響で練習が不足し1勝1敗で、リーグ通算9勝5敗だった。151キロの速球に変化球も多く備える右の本格派投手。
「スカウトの方3人と聞いていたので」と、入団交渉の場に臨むと、そこに三浦監督がいた。「まさかいらしているとは。びっくり。」と話す。身長は同じ183cmだが「大きかった。オーラに圧倒されました」と話した。三浦監督も「初々しい。礼儀正しく好青年」と話した。
横浜DeNAは今年のドラフト会議では、久々に高校生投手をドラフト1位で指名、NO.1右腕と呼び声の高い小園健太投手を獲得している。ドラフト2位で徳山投手を指名し、4位でも法政大のエース右腕・三浦銀二投手、5位でサイドハンド右腕の深沢鳳介 投手を指名、今年のドラフトだけで4人の右腕投手が指名された。
特に法政大の三浦投手とは高校、東京六大学で世代のトップを走るライバルで、今度は同じチームで1軍枠を争う。「1年目から戦力として戦えるように準備したい。」と話し、競争を生き残る意気込みを語った。
最速は151キロだが、ストレート全体ではプロではもう少し力が欲しい感じ。変化球は多くを投げられるが、決め球となる変化球を手にするのか、小さく動く球を使っていくのか、変化球をどのように使っていく投手になるのか注目したい。




コメント