高校野球茨城大会でもドラフト候補スラッガーが活躍を見せた。
常総学院が初戦を迎えるとプロ注目のスラッガー・内田靖人選手が2回に2ランホームラン、3回にソロホームランを放ち、2打席連続ホームランを記録した。公式戦では1年ぶりとなるホームランで高校通算31本塁打となった。
このホームランを見た木内総監督は「内田は本物になった。2本目は甲子園でもスタンドイン。ここ5,6年で一番の選手。」と話して太鼓判を押すと、視察したオリックスの牧田スカウトも「肘から先の力が強い。遠くに飛ばす力はさすが」と評価した。
今年は投手の1位候補の数が少ない中でスラッガー候補が比較的多く注目されている。中学時代はいわき市の中学校に通い、いわき市センバツでは聖光学院・園部聡選手と同じチーム、4番を内田選手が打ち、5番を園部選手が打っていたらしい。この二人がプロで再びクリーンナップを組む事になったら、破壊力の高い打線となりそうだ。この夏でどこまで評価を上げられるか楽しみだ。
プロから注目される大型捕手の4番・内田が2打席連続アーチを放った。 初回2死二塁から左越えに先制2ランを運ぶと、3回にも左翼席に突き刺した。観戦した木内幸男前監督は「内田は本物になったっぺよ。みんなが(初戦で)硬くなっていた中で、一番いい感じで打っていた」と目を細めた。昨夏の甲子園では桐光学園(神奈川)の松井から2安打を放ち存在感をアピールしたが、最後の夏に大砲としての素質も開花させた。出身は福島県いわき市で、園部とは中学時代に市内の選抜チーム「いわき松風クラブ」でクリーンアップを組んだ仲だ。ライバルに負けじと、チームは那珂(なか)を6―1で下し3回戦に進出。内田が3季連続甲子園へけん引する。
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