東海大相模、2年生・佐藤雄偉知投手、青島凌也投手で完封リレー

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 高校野球神奈川大会では東海大相模が初戦を迎え、2年生コンビで16奪三振完封リレーを見せた。

 先発は191cmの佐藤雄偉知投手、140km/hのストレートを投げ下ろし7回で11奪三振で無失点に抑えると、8回からは青島凌也投手が2イニングで5奪三振の快投を見せた。

 昨年の夏も横須賀総合戦で青島凌也投手と佐藤雄偉知投手が1年生で登板し完封リレーを見せた。その時は先発は青島投手で佐藤投手は1イニングの登板だった。しかしその後、佐藤投手が右肘を痛めて4ヶ月以上登板ができなくなってしまう。青島投手は秋の大会の準決勝で完投して優勝に貢献するなどエースへの道を進んでいた。

 しかし佐藤投手はリハビリ中に走りこみを行い制球力が安定すると、背番号20ながらこの日の先発を勝ち取った。青島投手も負けじと6つのアウトの内5つを三振で奪って意地を見せた。背番号1は二人とも奪えなかったが、チームに勢いをつけた。桐光学園・松井裕樹投手が抜ける来年の神奈川大会は、横浜高校の高濱祐仁選手や、浅間大基選手とともに話題の中心となるだろう。

 プロ注目の遠藤裕也選手はこの日は3打数ノーヒットに終わった。

  圧巻の奪三振ショーだった。7回11奪三振の佐藤雄偉知(ゆういち)から、2回5奪三振の青島凌也へ。名門・東海大相模が誇る2年生右腕の16K完封リレーで、初戦を突破した。

 夏の初戦で公式戦初先発の背番号20・佐藤雄。7回には振り逃げを含めて、1イニング4Kを奪った。門馬敬治監督(43)が「初戦だから思いっきりのいい選手を使った」と絶賛したように、191センチの長身から最速140キロ台の直球を投げ込んだ。「(右肘)故障中の走り込みで制球力が上がった」というスライダーとフォークを織り交ぜて三振の山を築いたが「これからは無駄な四球を出してはダメ」と、たった1四球を反省した。

 初戦の先発を託された背番号「20」の2年生右腕・佐藤雄が7回3安打無失点。11三振を奪ったが「最後まで投げたかった。調子が悪かった」と反省を口にした。昨夏に右肘を痛め、5カ月間投げ込みができず週3回のペースで20キロを走り込んだ。「重心が下がって、体重移動ができるようになった」と手応えをつかんだ。プロ注目の1番・遠藤は3打数無安打で「甘い球をミスショットしないようにする」と次戦を見据えた。

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