オリックス・宮内オーナー、投手必要・清宮回避

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オリックスは宮内オーナーが福良監督からシーズンの報告を受けた。その席でチームの現状を分析し、清宮選手を回避し投手補強を優先としている現状のドラフト戦略について支持をした。

投手が必要

報告を受けたオリックス・宮内オーナーは、「意見を差し挟む余地はない」と前置きをして、フロントや福良監督などの配慮した上で、「いまのチームの現状からいうと、投手が必要になってくると思う」と話した。

オリックスは今季、金子投手が12勝8敗も、ディクソン投手が8勝9敗、ドラフト1位ルーキーの山岡泰輔投手が8勝11敗、松葉投手は3勝12敗、西投手が5勝6敗と負け越した。

ドラフト会議では清宮幸太郎選手の指名を回避し、投手の指名を優先する方針を打ち出している。しかしドラフト1位最終指名候補には、清宮選手や履正社・安田尚憲選手の名前も残していた。このオーナーの意見もあり1位指名は投手の指名が有力となりそうで、特に松葉投手のところに入る左の即戦力という事になる。

状況を踏まえるとJR東日本の田嶋大樹投手が最有力という事になりそうだ。

オリックスバファローズのドラフト会議
2017年度-社会人投手-左投のドラフト候補リスト

宮内オーナーはドラフト戦略についても言及。「私が口を挟む余地はない」と前置きしながらも「今のチームの現状からいうと、投手が必要になってくると思う」と話し、早実・清宮幸太郎内野手(3年)の1位指名回避を示唆した。現状、球団はドラフト1位候補を5人程度に絞り、左腕の田嶋大樹投手(JR東日本)ら即戦力投手を筆頭候補にするが、オーナーにも異論はなさそうだ。

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