中央大・鍬原拓也投手が8回途中2失点、日本ハム栗山監督など10球団視察

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中央大のドラフト上位候補・鍬原拓也投手がこの日の国学院大戦で先発し、7回2/3を5安打2失点の好投を見せた。この試合には日本ハム・栗山監督など10球団の関係者が訪れた。

いい投手

鍬原拓也投手はこの日は最速147キロの速球を軸に、得意の沈むボールを交え、7回2/3を5安打2奪三振2四死球で2失点に抑えた。「日大戦から納得のいく投球ができていなかったが、それに比べて自分の投球ができた」と話し、納得のピッチングだった事を話した。

152キロ右腕の鍬原投手はドラフト上位候補として注目され、この日も10球団のプロ野球関係者が視察に訪れた。北海道日本ハムの栗山監督は17日まで宮崎でフェニックスリーグを視察していたが、この日は都内のホテルでスカウト会議があり、その前に、雨でこの日に順延となった東都の試合を視察した。

栗山監督は鍬原投手について「いい投手」と話し、「日程がずれて縁を感じる。」と話した。今シーズンは5位に終わり、「チーム状況を考えてドラフトが重要」とドラフト会議に向けて気合を入れた。また共に視察した大渕スカウト部長も「真っすぐが走っていたし、差し込めるのがいい。上位候補でしょう」と上位の評価をした。この後に行われたスカウト会議でも間違いなくリストアップされたと思う。

連投へ意気込み

試合は2-2で鍬原投手が降板したあと延長までもつれ込み、延長12回に国学院大が勝ち越して中央大は敗れた。勝ち点を落とすと最下位に沈み、入れ替え戦という可能性もある。

鍬原投手は「疲労とか言っていられない。大学最後の登板になるかもしれないし、言われたところでしっかり投げる」と話し、今日の2回戦にも連投する覚悟を示した。

鍬原投手はこれまで1戦目では好投するも、中1日などで登板する3回戦には打ち込まれる事が多かった。今日は雨天だが、明日、中1日で登板はありそうでどんなピッチングをするか注目したい。

2017年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

140キロ台の直球で押した。鍬原が7回2/3を5安打2失点(自責点1)。八回に同点とされて降板したが、安定した投球に手応えを口にした。「(5日の)日大戦から納得のいく投球ができていなかったが、それに比べて自分の投球ができた」
 そんな右腕にバックネット裏から10球団のスカウト陣とともに熱視線を送っていたのが日本ハム・栗山監督だった。前日17日までフェニックス・リーグの視察で宮崎を訪れていたが、雨の影響で東都大学野球の日程が変更になったことで視察が可能になった。評価については「いい投手」と話すにとどめたが「日程がずれて縁を感じる。(今季5位の)チーム状況を考えて、ドラフトが重要」と説明。しぐさや表情まで細かくチェックした。

 鍬原は7球団のスカウトが視察する中で最速147キロを計測。7回2/3を2失点で降板し「自分の投球ができたと思う。リリースポイントを安定させることを意識した。直球が浮かなかったのは収穫」と手応えを口にした。視察した日本ハムの栗山監督は特定の選手の評価はしないとした上で「良い投手だね」。

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