広島がスカウト会議、ドラフト1位候補は早大・有原航平投手、法大・石田健大、亜大・山崎康晃投手、明大・山崎福也投手を4人に

広島カープドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 広島はスカウト会議を開き、各担当スカウトから報告を受けた候補者、約260人をリストアップした。またドラフト1位候補を早くも、早大・有原航平投手、法大・石田健大投手、亜大・山崎康晃投手、明大・山崎福也投手の大学生投手4人に絞り込んだ。

 

地元投手を取りたいけど頭が痛い

 スカウト会議に参加した松田元オーナーは会議後に「地元の有力選手がいて頭が痛いわ。」と話した。候補としてリストアップしているうち、早大の有原航平投手は広陵高校出身の156km/h右腕で大学NO1投手の評価を受け、法大の石田健大投手は広島工出身の147km/h左腕、二人とも広島出身の地元選手。他球団もドラフト1位候補としており、二人ともドラフト1位指名は確実と見られ、二人を同時に獲得する事は難しい状況となっている。松田オーナーの言葉を聞くと、この二人のうちどちらを獲得しようか「頭が痛い」ようだ。

 ただし、別の意味でも捉えられる。広島は亜大・山崎康晃投手を「頭一つ抜けている」と評価しているようで、また左腕の山崎福也投手は昨年秋では石田健大投手よりも成績を残し安定感があった。地元の選手がいるけど、他にも獲りたい選手がいて「頭が痛い」とも聞こえる。

 

いずれにしても尾形スカウト

 松田オーナーは「尾形の担当じゃけ、くじ引きの練習をしとけと言っとる」と話した。いずれも東京の大学生投手で、尾形スカウトの担当となり、昨年のドラフト会議で大瀬良大地投手を指名し、九州担当の田村スカウトがくじ引きで見事抽選を引き当てた事から、今度は尾形スカウトに大役が回ってくる。

「冗談じゃよ。本気で受け止められても困るけぇの」と松田オーナーは付け加えたようだが、ドラフト1位候補に挙げた4投手とも他球団もドラフト1位に挙げる投手、地元優先でいくのか、前田健太投手や野村祐輔投手のように単独1位指名を狙っていくのか、大瀬良大地投手のように競合覚悟でいくのか、これから他球団の動きも見ながら頭を痛める事になりそうだ。

 

 約1時間半のスカウト会議で、広島は早大・有原、法大・石田健大、明大・山崎福也、亜大・山崎康晃の4投手を1位候補にリストアップ。いずれも競合必至の即戦力投手。しかも有原は広陵高、石田は広島工高と、地元出身だ。

 「地元の有力選手が(複数)いて頭が痛いわ。尾形の担当じゃけ、くじ引きの練習をしとけと言っとる」

 松田オーナーが明かした。「冗談じゃよ。本気で受け止められても困るけぇの」と口にしたものの、眼鏡の奥の目は真剣だ。昨秋のドラフト会議。阪神、ヤクルトと競合した大瀬良を、5年間にわたり見守り続けた九州地区担当の田村恵スカウト(37)が見事に引き当てた。歓喜に目を潤ませた姿は、さわやかな感動を呼んだ。

 広島は14日、マツダでスカウト会議を行い、密着マークを決めている地元・広島出身のドラフト1位候補、早大・有原航平(21)、法大・石田健大(20)の両投手ら260選手をリストアップした。また、亜大・山崎康晃投手(21)、明大・山崎福也(さちや)投手(21)らの映像もチェック。球団首脳は「地元選手を獲りたいけど(逸材が多くて)頭が痛い」と語った。

 昨年は九州担当の田村スカウトが、ドラ1の抽選で九州共立大・大瀬良の獲得に成功。14年は関東に1位候補が多いことから、松田オーナーは「(関東担当スカウトの)尾形にくじ引きの練習をしておけと言ったんだ」と冗談を飛ばした。

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