広島カープのドラフトの狙い(2018)

2018年度の12球団のドラフトを予想します。広島カープ編、10月11日更新

チーム状況

〇タイプ:育成型
〇監督:野手出身、どちらかというと攻撃中心のチーム
〇決定者:松田オーナー、苑田スカウト部長などフロント中心
〇補強ポイント:主軸打者(左・右)、ショート、サード、レフト、左腕投手
〇近況:「現場からは即戦力投手の要望もあるが、これぞカープという指名を」と苑田スカウト部長

広島カープは以前より育成型のチームとして知られ、特に野手は高校生を育ててチームの戦力にする。近年は大瀬良大地投手、有原航平投手、田中正義投手、中村奨成選手と目玉クラスの指名に参戦することが増えたが、基本的には単独1位指名が理想とオーナーも話す。最終決定者は松田オーナー。
緒方監督は基本的には野手を中心とした、走攻守のそろったチームを理想としており、現在は田中選手、菊池選手、丸選手、鈴木選手を中心に堅い守備と打線を組めるチームとなり、セリーグ3連覇を達成した。丸選手が40本近いホームランを放つなどどんどん成長をしている。

課題を挙げてみると、これまでの宿題として残っているサード。そして田中選手、菊池選手がベテランに入りつつあり、丸選手もFAを考えなければならなくなってきた。ショートを獲得して田中選手をサードにしながら後継者を育てていくタイミングに来ている。昨年も内野手の獲得を模索したが、なかなか良い候補がおらず、外野手の永井敦士選手を内野手として指名していた。

ただし、ポジションではキャッチャーに坂倉選手、中村選手の2人がそろい、中村選手の打撃を生かすためにサードとして育てていく可能性もある。

また昨年は鈴木選手が故障をした時に戦力ダウンが見られた。野間選手が成長し外野手の層は厚いが、さらに層を厚くしておきたいし、新井選手が引退するため、ホームランを狙える選手は用意したい。

投手も 岡田明丈投手、薮田和樹投手がまだ毎年任せられる状態ではないことが分かり、大瀬良大地投手を軸に、もう少し候補が必要となる。今年はプロ野球全体的に投手が悪く優勝できたが、投手を立て直したチームが来年以降は覇権を奪うかもしれない。

それでもカープは野手が安泰な近年、素質のある投手を獲得しまくっている。アドゥワ誠投手が早くも戦力となり、2016年のドラフト2位・高橋昂也投手、3位・床田寛樹投手や、2017年2位の山口翔投手、ケムナ・ブラッド誠投手なども期待したいが、確実性という面で活躍の可能性が高い選手を獲得したい。そのためには1位で投手を狙う必要が出てくる。

ポジション

捕手:會澤、石原
一塁手:松山、バティスタ、エルドレッド、メヒア、新井
二塁手:菊池(固定)、曽根
三塁手:安倍、西川(ここまででほぼ固定)、小窪
遊撃手:田中(固定)
外野手:丸、鈴木、野間、松山(ここまでほぼ固定)。バティスタ、高橋、下水流、堂林

先発投手:野村、ジョンソン、大瀬良(ここまで固定)、薮田、岡田、九里、中村、高橋、戸田、高橋、福井
リリーフ投手:アドゥワ、中崎、フランスア、一岡、ジャクソン、今村

ドラフト候補は

ショートの候補では他球団も獲得を狙っているが、報徳学園・小園海斗選手、大阪桐蔭・根尾昂選手、天理・太田椋選手などを獲得したいところ。また、他にも延岡学園・小幡竜平選手、明秀日立・増田陸選手、瀬戸内・新保利於選手なども注目されており、1位2位で獲得できなければ、中位でこれらの選手を獲得してきそうだ。

即戦力投手ならば金足農の吉田輝星投手、聖心ウルスラの戸郷翔征投手、東洋大の梅津晃大投手、上茶谷大河投手、甲斐野央投手、日体大・松本航投手などが挙げられるが、薮田投手のように東都で未勝利投手として梅津投手が候補に挙がってくるかも。Honda・齋藤友貴哉投手もまだ成長過程にある投手。関西大の山本隆広投手は性格的にもカープに合いそう。リリーフで球威のある投手として、日体大の東妻勇輔投手、三菱重工広島の杉山一樹投手などがいるが、杉山投手は育てていきたい投手。

また今年も将来を見越した投手を指名するならば、倉敷商の引地秀一郎投手や日本文理の鈴木裕太投手、日大鶴ケ丘の勝又温史選手、習志野の古谷拓郎投手、浦和学院の渡邉勇太朗投手は入ってきそう。

主軸を打てる将来性のある選手としては、花咲徳栄・野村佑希選手、早稲田実・野村大樹選手、関東第一・石橋康太選手、波佐見・内野裕太選手、智弁和歌山・林晃汰選手、横浜・万波中正選手、健大高崎・山下航汰選手、また、また明桜の山口航輝投手も気持ちが強い選手で野手として育てていくかもしれない。大学生では法政大の中山翔太選手、向山基生選手、立命館大の辰己涼介選手、明治大の逢澤崚介選手、亜細亜大の頓宮裕真選手、正随優弥選手などの獲得を目指したい。

近年は左右のこだわりがあまりなくなってきたかもしれないが、左腕投手では八戸学院大の高橋優貴投手、富士大の鈴木翔天投手、Honda鈴鹿の平尾奎太投手、日本生命の高橋拓巳投手、また高校生でも大阪桐蔭の横川凱投手、豊田工の横田龍也投手、筑陽学園の大畑功士郎投手などがいる。

1位、2位指名予想

  1位 2位
パターン1 小園海斗 戸郷翔征
パターン2 梅津晃大 中山翔太
パターン3 吉田輝星 山本隆広

ドラフト会議ではウェーバー順で1番最後となるので、1位はしっかりと確保し、2位、3位は他球団の指名に拠ることになる。2位で有力即戦力投手や、有力遊撃手が残っている可能性は低いので、基本的には1位で小園選手など遊撃手をしっかり獲得するパターン1という事になるだろう。

広島カープのドラフト会議


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