広島はドラフト1位で指名したトヨタ自動車の栗林良吏投手に、佐々岡監督などが指名あいさつをした。
「森下に負けないように活躍したい」
栗林投手は佐々岡監督について、「プロ野球を経験されているので、落ち着いてすごく大きく見える。偉大な方という感じがしました」と話すと、佐々岡監督も「話をして頼もしく感じた。自分と重なる部分も感じる。息の長い選手になってほしい」と話した。
また、佐々岡監督は「昨日、森下が10勝目を挙げた。栗林君も1年目から活躍し、新人王を獲るような選手になってほしい」と昨年のドラフト1位・森下投手が10勝を挙げ、新人王がほぼ確実となっていることを話すと、栗林投手も「森下に負けないように活躍したい」と応えた。栗林投手は2017年の大学代表で森下投手とチームメイトとなり、「ご飯とかも基本ずっと一緒でした」と話し、交流がある。
栗林投手は、最速153キロの速球に鋭く沈むスプリットを投げる。昨年のウインターリーグでは社会人代表チームのリリーフとして登板していた。それでも大学時代からエースとして先発しており、今年の都市対抗予選では先発で1失点完投勝利を挙げた。起用について佐々岡監督は、「キャンプ等で考える」と話し、先発かリリーフかを考えるとした。
森下投手に続いて2年連続で新人王となれる力は十分にある。

「昨日、森下が10勝目を挙げた。栗林君も1年目から活躍し、新人王を獲るような選手になってほしい」
無論、栗林もそのつもりだ。大学日本代表で親交を深め、17年8月のユニバーシアード(台湾)では楽天・辰己、ヤクルト・宮本と同部屋。「そこに暢仁がやって来て、ご飯とかも基本ずっと一緒でした」と振り返る。当然、意識は強い。
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